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2020年1月16日木曜日

セビリアの絵画マーケット

セビリアには蚤の市がたくさんあります。
その中に、毎週日曜日の午前中にセビリア美術館の前で開催される絵画マーケットがあります。
ここではセビリアに住むアーティストが自ら自分の絵を売ります。抽象画や、日本のアニメをモチーフにしたものまで様々。

値段もピンキリで、安いものだと10ユーロほどで購入できます。

多いものは、セビリアの街並みを描いたもの。
なので、旅行や留学の思い出として、一点物の絵画を購入してみるのも良いのではないでしょうか?

私も何度かここを訪れ、15~60ユーロの大小様々な絵画と、セビリアでよく見るブーゲンビリアの花びらを使ったマグネットを購入しました。
日曜日は開いているお店も少ないので、皆さんも是非午前中に絵画マーケットを散策し、その後ふらっとバルに入り軽く昼食を取る、地元民っぽい日曜日を過ごしてみてください!


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2019年5月19日日曜日

スペイン3大祭りのひとつ『Feria de Abril(春祭り)』を満喫!

ずいぶん前になってしまいましたが、先日、世界的に有名なセビリアのお祭り『Feria de Abril(春祭り)』が終了しました。約1週間続くこのお祭りは、連日地元民と観光客でいっぱいです!
今回はその春祭りの紹介と、この祭りでの観光客の楽しみかたを紹介します。
Feria de Abrilとは?
まずは基本情報。
Feria de Abril (フェリア・デ・アブリル)とは、直訳すると“4月祭り”。ですが、イースターから数えて2週間目の日曜日に始まるので、その年によっては5月になることもあります。

今年(2019年)は5月4日(土曜日)から5日(日曜日)に日付が変わる12時に、メインゲートで点灯式が行われスタートしました。

会場内にはカセタと呼ばれるテントがたくさん並び、そのほとんどが企業や町内会、家族などのプライベートカセタです。


カセタには、所有者や関係者でないと入ることができません。
セビリア人はこのカセタの中で、お酒を飲みセビジャーナスというセビリア民謡を朝まで踊るのです。

pescaditoと点灯式
Pescadito(ペスカディート)とは魚の事です。
カセタを持っている人たちは、祭りスタートの前日(土曜日)の夕飯として魚のフライをカセタで食べるのが伝統です。
持っていない人たちも、各家庭やバルで魚のフライを食べます。
この伝統をpescadito(ペスカディート)と言うのですが、セビリアなまりでみんなpescaíto(ペッカイート)と呼びます。笑

夕食が終わると、いよいよ点灯式の時間です。

メインゲートの前に特設ステージが設置され、ステージで歌い手、奏者、躍り手がセビジャーナスを披露します。
12時少し前になると点灯のためのスイッチが用意され、12時を待ちます。

ですがここまで盛大に準備する点灯式。かーなーりテキトーです!

一昨年は12時数秒前に、点灯のスイッチを「押しちゃえー!」ってなって、瞬間をムービーに納めたかったのに逃しました。笑

今年は、「10秒前からカウントダウンするよー!」みたいなこと司会の女性が言ってた気がするんだけど。。私の聞き違いかな?
「ウノー(1)!」しか言わずに点灯。笑
ギリギリ、ムービーのスタートは押せましたが。笑

観光客はどのようにフェリアを楽しむ??
まず初日はどのカセタも身内での夕食の日なので、あまり早く行っても楽しめないと思います。

観光客も楽しめるのは点灯式から。

先にも書きましたが、カセタには基本的に所有者や関係者しか入ることが出来ません。
ですが、セビリア市が所有する、Caseta Públicaという共用カセタが会場内にいくつかあります。

カセタ内にはバルがあり、誰でも飲み物や食べ物を頼むことが出来ます。

私はあまり共用カセタには行ったことがなかったのですが、今回行ってみるとけっこうスペイン人も来ててセビジャーナス踊ってるし(外国人ばかりでスペイン感がないかと思ってた。自分もここでは外国人なのに!笑)、飲み物も食べ物も、むしろプライベートカセタよりも安いくらい!

かなり満喫できました!

フェリアならではのグルメ
ぜひ味わってもらいたいフェリア名物が2つ。

ひとつはRebujito(レブヒート)と呼ばれる、シェリーをセブンアップで割った飲み物。ピッチャーで提供されることがほとんどです。カセタにもよりますがだいたい1ピッチャー6€~9€。
夜通し飲んで踊るスペイン人たちには最適な、強すぎず弱すぎずなお酒です!笑

もうひとつはBuñuelos de gitana(ブニュエロス・デ・ヒターナ)

ヒターナとは、ジプシーのこと。
ブニュエロは、ジプシーの皆さん手作りの揚げてドーナツ!

表面サクサク、中もっちりで、あつあつで美味しいのです!
一般的なのはチョコレートドリンクに付ける食べ方。ですがお好みでコーヒーと合わせても◎。
ブニュエロ1.50€、チョコレートドリンクが3€。チョコラテ高いな。。

フェリア最終日
フェリアは土曜日から日曜日に日付が変わる夜中12時に、花火の打ち上げと共に終了します。
今回私は祭り会場から見ましたが、見所はセビリア市内を流れる大きな川、グアダルキビル川にかかる橋の上から。
メインの照明は消えますが、カセタによっては夜通し音楽が流れ踊り続けているところも!

番外編・ミニ遊園地
フェリアに飽きたらこちらへ!
メインゲートの右側にある特設遊園地です。
けっこう楽しめます。観覧車は日本の3倍くらいのスピード!笑

最後に
セビリアの春祭りは『カセタを持っている地元民のお祭り』と思われていることも多いのですが、観光客でも十分楽しむことが出来ます!
今年は特に日本のゴールデンウィークとぶつかったようで、観光ガイドの問い合わせもありました!

ぜひタイミングが合えばセビリアが1番盛り上がり、華やかになる日々を見に来てください!
わたしが提供するセビリア観光ツアーはこちら!

¡Hasta la próxima!

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2019年4月23日火曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa )②

前回に引き続きセマナ・サンタをご紹介。
前回の記事『セマナ・サンタ①』はこちら

2つの記事に別れちゃうくらいセビリアでは大事なイベントなのです!

今回は、パレードについてではなくてこの期間中の人々の生活について。
また、パレードを見るときの注意点も紹介します。

セマナ・サンタ中の食事
この期間は、キリストの苦行を想い、自分たちもその苦しみを少しでも味わい、理解する期間です。

そのひとつとして、多くの人がセマナ・サンタ期間中には魚、野菜、豆類を食べて、肉を食べるという誘惑を避けます。

でもなぜか、甘いものを食べてOKなのは不思議なところ。(笑)

セマナ・サンタならではの伝統的なお菓子はいくつかありますが、その中でもよく食べられるのがトリハ(Torrija)
と呼ばれるスペインのフレンチトースト。

トリハは、フライパンにたっぷりめに油をひき、オレンジやレモンの皮を少し色づくまで揚げて香りを出します。
そこに、卵、牛乳(もしくはマラガ産甘口ワイン)、はちみつ(もしくは砂糖)にたっぷりくぐらせたパンを投入。

美味しいかと言われると・・・まぁ不味くはない。(笑)
元々フレンチトーストがそんなに好きじゃないからってのもあるかもしれませんが。

この季節の風物詩として食べるには良いかな。

ですが、私、どこのカフェのトリハでも受け入れるわけじゃありません。

今回見つけた2件のお菓子屋さんのトリハは、トリハあんまり・・・な私でも美味しいと思えるトリハでした。
この2店舗はトリハ以外も美味しく、人気も高いお菓子やさんなのであと数回通ったらブログで紹介しますね!

こちらは牛乳トリハ

そして、こちらは甘口ワイントリハ。
一般的な形は、こちはの四角いタイプです。

どちらも、ナイフを入れるとじゅわっと甘いシロップがにじみ出ます。

セマナ・サンタを見るときの服装
基本的に正装するのが望ましいのですが、いくつもパソを見に行く場合はあまり窮屈な格好はできません。
失礼のない程度にきれい目な格好の人が多いですが、若い人たちの中にはたまに、「クラブに躍りに行くのか??」って感じの人もいます。

普段着のままの人も多いので、外国人である私たちがセマナ・サンタを通りで見る分にはさほど気を張らなくても良いでしょう。

女性たちには、伝統的なセマナ・サンタの服装があります。
真っ黒のワンピースに、ペイネタと呼ばれる黒い髪飾り、そしてそのペイネタに黒のレースを被せます。

現代では着る人は少なくなってしまったようですが、私も何度かこの服装の女性達を見かけました。
キリストへの敬意を表してこの服装をするそうです。

セマナ・サンタを見るときの注意

まず第一に、スリが多発します!注意!!(こんな所でスリするなんて罰当たりな。。)
これですね。バッグはチャック付き、もしくは蓋付きのもの。それを体の前に。これ鉄則。

次に見る場所。街中のバルやセマナ・サンタ用品専門店でプログラムが貰えます。もしくはインターネットで検索可能。
各パソが、大体何時にどの通りを通るかが書かれています。
ですが通りの名前がわからない外国人観光客にはどこ通るかさっぱりわからん。。

比較的場所が分かりやすく、時間も大体予定通りで見ごたえがあるのは教会からの出発シーン。

その他オススメ(と言うほどでもないが。。)は、数人のスペイン人が道路脇に椅子に座ってパソを待っているところ。

大勢すぎても少なくてもダメです。多すぎると人の頭しか見えないし、少ないとただ道の脇に座ってるだけかもしれませんから。笑

はじめは数人でも、パソが近づくにつれて人混みになっていきます。

特に細い通りや城壁のアーチをくぐる瞬間は見ものです!
スペイン人のセマナ・サンタの捉え方
あまり熱心に宗教を信仰しない人が多い日本人には、少し理解しがたい光景かもしれませんね。
ですが実のところスペインも若い人たちはそんなに信仰深いわけではありません。
中には、「宗教?気持ち悪っ」みたいな人までいます。(さすがにこうゆうスペイン人は、パレードを見に行くのも嫌みたい。)
現代ではお祭りのようにとらえている人も多いので、本来の意味合いとは少し変わってしまったのかもしれません。
それでもこの伝統ある行事が、この先何世紀もスペインの春の風物詩として続いて行くのでしょうね。


さて、1週間続いたセマナサンタも日曜日で終了。そして、一気に2週間後の春祭りに向けてパワーを注ぐセビリア人たち。笑

ウチのご近所さんは日曜日のうちから春祭りの定番曲、セビジャーナスを永遠リピートしはじめました。笑
大音量なので、自分で曲かけなくても私まで春祭り気分。

この春祭りも一週間続くので、この時期にビザ申請などお考えの方は要注意。
お役所も語学学校も働きませんから。笑

面白い写真をセビリア人のお友達が送ってくれました。
春祭りに気が先走ってしまっているセビリア人らしさが出てて笑っちゃった!!

ではでは、今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

¡Hasta la próxima¡

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2019年4月22日月曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa)①

4月14日、日曜日、スペインのイースターであるセマナ・サンタが始まりました。
日本語では聖週間と訳されるようですね。

この日本語訳からもわかるように、スペインのイースターは1日では終わりません。
1週間かけて、キリストの死を悲しみ、また、復活を祝うのです。

今回は、スペインの中でも最もセマナ・サンタが盛り上がる街のひとつ、セビリアのセマナ・サンタを紹介します。

キリストとマリアの大行進
セマナ・サンタ中、セビリアでは60以上もの教会の団体が日替わりでパレード(パソ)をします。

各グループの創設年や規模は様々ですが、古いもので1340年、パソの長さは人数の多いところで10610mにもなります。

毎日9前後のパソが、各教会を出発し、大きな神輿をゆーーっくり運び、セビリア大聖堂を通過しまた教会に帰っていくのです。

全てのパソが大聖堂を目指すもんだからセビリア旧市街は大混雑。
さらに、基本的にはそのパソの途中を突っ切ることはマナー違反とされています。そして通りには神輿を見るために集まった人たちでいっぱい。

セビリア生活はじめのころは、そんな混雑になってるとは全く知らずに旧市街に突入し、人ごみに飲み込まれ、歩いて20分足らずで着く目的地に行くのに1時間以上かかった記憶があります・・・

セビリア人の中にはセマナ・サンタ中、海や他の国に避難する人も多いです。

Madrugá
Madrugáとは、Madrugada(深夜、早朝)のアンダルシア弁で、セマナ・サンタ中の木曜日から日付が変わってすぐの金曜日のことを言います。
この日はセビリアのグループの中でも規模、歴史、知名度ともに重要なグループのパソが多く、一番混雑する日です。

私は、ちょー有名なEl Gran Poderというグループの出発を見に行きました。

1時間半前くらいには教会前に着いたのですがもう人だかり。みんなひまわりの種を食べながら大声でおしゃべりしています。

ですが、教会の扉が開いた途端、一気に静まりかえりました。
セビリア人がこんなに静かになることがあるのか。。

まずはNazarenos(ナサレノ)という三角頭巾の人たちが出てきます。
続いてPenitenntes(ペニテンテ)という、こちらも頭巾をかぶった十字架を背負っている人たち。
彼らはキリストや弟子たちの苦しみを少しでも理解するために、暑くても息苦しくても視界が悪くても、この頭巾を外しません。
パソの外にいる時でさえも。中にははだしの人もいます。

そしてその後に来るのがメインの神輿。
この重たい木製の神輿を担ぐのがCostaleros(コスタレロ)と呼ばれる男性たち。
彼らも、この重みを全身で支え、キリストたちの苦しさを感じます。

担ぎ方は街によって様々で、肩に担いだり首の後ろで担いだり。
セビリアは首の後ろタイプで、肩に担ぐより辛いそうです。

わたしは、このEl Gran Poderのキリストとマリアの出発を見届けたあと、La Esperanza de Trianaという、私が住むトリアナ地区のパソを見るため場所を移動。残念ながらマリアは過ぎた後でしたがキリストを見ることができました。
続いてまたEl Gran Poder の他の見所へ移動!
狭い通りやトンネルを団結して通るところが見所なのです!

これ読んでる人たちには何が違うのかわからないんだろうな。笑
一緒に行った日本人の友人にも「違いがわからん」と言われました。汗

なぜキリスト教徒でもないのにこんなに熱くなるのかは私にもわかりません。笑




運が良いと、Saeta(サエタ)と呼ばれる歌を歌うシーンに遭遇できます。これは予定されているものではなくて、パソが止まったときに歌いたい人がベランダなどでいきなり歌い始めるんです。
この水色のシャツのセニョールが歌ってました。

ここまで見て友人眠気で死亡。
その後、大聖堂から出てくるパソを帰りがてら遠目で見て、帰宅は朝の5時半くらいだったかな??

今年は雨の日が多く、中止になったパソが多かったのが残念でした。

次回はセマナ・サンタ中の生活や服装、パレードを見る際の注意点について紹介します!

長々と読んでくれてありがとう!とゆうか、この記事ここまで読んでくれる人いるのかな?笑

¡Gracias!

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2019年3月14日木曜日

おすすめセビリア土産 修道院Santa Paulaのマーマレード

前回のブログでチラッと紹介しましたが、セビリアオレンジを使ったマーマレードについて書きたいと思います。
ちょっと重いけどここでしか買えない物なのでお土産にどうでしょう?
セビリアオレンジのマーマレード
各国に輸出されているセビリアオレンジのマーマレード。もちろんスペインの普通のスーパーでも購入することができるのですが、せっかく生産地セビリアに来たのであれば、ぜひともスーパーのよりもおいしいマーマレードを味わってもらいたいところ。

ここセビリアは、イタリアのローマと並んで教会が多い街です。もちろん修道院もたくさんあるわけで、いろいろな修道院で修道女さんたちが手作りしている無添加のお菓子類を購入することができます。

その中のひとつに、ジャムを専門に作っている修道院があります。

名前はSanta Paula(サンタ・パウラ)。

ここでジャムを購入するには、まずは入り口でチャイムを押して開けてもらわなくちゃなりません。
知らないと絶対にここでジャムが買えるなんてわからないはず。


中に入ると、中庭を通ってジャム売り場に案内されます。


マーマレード以外にもいろいろな味のジャム、またはクッキーなどのお菓子も少ないですが数種類あります。

私が行ったときは、英語も話せるインド出身の修道女さんが対応してくれました。

「同じアジア出身だね!」ってことで会話も弾みます。笑

やっぱり一番人気はセビリアオレンジのマーマレード。
わたしはそのマーマレードと、もうひとつ、オレンジの花のジャムを購入しました。


これがマーマレード。オレンジの密度がすごい。
見えるかな??

味は、甘味と苦味のバランスが絶妙で、パンなんかに付けずにそのまま食べちゃいたいくらい美味しい!



こちらがオレンジの花のジャム。
お花そのまま入ってる。可愛い。

原材料によると、メインはリンゴで香り付けにオレンジの花を使ってるみたい。


こちらもとっても美味しいんだけど、マーマレードにはかなわない!!


たーーーっぷり付けて(のせて?笑)いただきました。


「修道院に買いにいくのは勇気がいる」、「滞在日が日曜日」という方のために、このジャムが買えるセビリア大聖堂近くのお土産屋さんをご紹介します。
ただし、修道院で購入するとひとつ4ユーロ(2019年2月)のこのジャム、お土産屋さんで買うと5ユーロに値上がりします。。


こちらは城壁の脇にある広場に面しています。噴水もあって綺麗。
観光ガイドをする時には必ずご案内する場所のひとつです。


もう一か所はこちら。
プレゼントラッピングをお願いしたくてわたしもここを利用したことがあります。



でもできれば修道院で買ってもらいたいなぁ!海外で修道院に入るなんてなかなかできない体験のはず!


心配なら私がガイドとして同行しますのでご相談ください!

私が提供するセビリアガイドはこちら


今回も最後まで読んでくれてありがとう!

¡Hasta la próxima!

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2019年3月13日水曜日

セビリアのオレンジと春の香り

お久しぶりです。

2月後半頃に「春らしくなったなぁ」なんて思ってたら、いきなり「初夏なんじゃないか!?」ってくらい暑いセビリアからお伝えします。


よくセビリアっ子が、「セビリアには夏と冬しかない」と言いますが本当にその通り。春も秋も一瞬で過ぎてしまいます。
でもそんなセビリアっ子に一番好きな季節を尋ねるとだいたい答えは「春」。
それはセビリアの特徴とも言える香りが街中にあふれるからです。


今回はセビリアっ子が愛する短い春を紹介しようと思います。



セビリアの街路樹

セビリアの香りの話の前に、まずは街路樹について。

セビリアの街を歩くと、ほとんどの街路樹がオレンジの木であることに気づくはずです。
日本で一度もオレンジの木を見たことがなかったわたしにとって、はじめてセビリアでこの光景を見たときは衝撃でした。


日本では、スペインのオレンジといえばバレンシアオレンジが有名ですが、セビリアのオレンジも各国へ輸出されています。

ただし、セビリアのオレンジはnaranja amarga(ナランハ・アマルガ 苦いオレンジ)と呼ばれる品種で、このままでは酸っぱ苦いレモンのような味で、とても美味しくは食べられません。
なので冬の終わり頃に市が収穫し、マーマレードや化粧品に加工されイギリスをはじめ多くの国に輸出されます。
修道院の手作りマーマレードについてはこちら



セビリアの春の香り
街路樹の話で想像がついたかもしれませんが、セビリアの春の香りの一つ目はオレンジの花の香りです。

この時期、木の下を通るとふわっと香る甘い香りに癒されます。


もうひとつは、incienso(インシエンソ)と呼ばれるお香の香り。
セビリアはスペイン内で最も盛大にキリストの復活祭を行う街のひとつです。

その時に炊く香りがincienso。

春になると、通りでお香屋さんや普通の靴屋さんなんかでもinciensoを炊き、街の至るところでこの香りがします。


このふたつの香りを感じると、セビリアっ子達は春を感じてわくわくするようです。

セビリアの春に立ち会うのが3度目のわたしも、今年やっとこのふたつの香りで春を感じられるようになってきました。

3年近くセビリアに住んで、最近やっとセビリアやセビリアっ子の考え方、感じ方、楽しみ方など、少しわかってきた気がします。

わたしが大好きなこの街の事をたくさん教えてくれるセビリア出身のお友達たちに感謝。

そしてこれを呼んでくれた皆さんも、最後まで読んでくれてありがとう!

それでは、¡Hasta la próxima!


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2018年9月17日月曜日

わたしが思うセビージャの魅力

ブログタイトルにも使っている ¡Me encanta España! は、わたしスペインめっちゃ大好き!!って意味です。
学校で新しい生徒が来て自己紹介するときにも、バルでスペイン人と知り合ったときにも、ほぼ100%質問されるのが「どうしてスペイン語勉強してるの?」、「どうしてセビージャを選んだの?」です。
わたしの答えは、「だってスペインが好きだから。」

魅力を紹介する前に、セビリアに来るきっかけを紹介しようと思います。

セビリアとの出会い
私の場合は、約6年前に2週間スペイン一人旅をしたのがきっかけでした。
ですが、当初の予定ではセビリアはルートに入れていませんでした。

グラナダ(アルハンブラ宮殿がある街)で数日過ごした後、「次はどこに向かおうかなー。コルドバ行こうかなー?」と考えていた時に日本の知人にセビリアをお勧めされたのです。
この勧めがなかったら私は今セビリアに住んでないでしょう。

たった2、3日の滞在でセビリアに魅了され、離れたくなくて大聖堂前の街灯の下でこっそり涙したのを覚えています。(笑)


セビリアの魅力

これは一般的によく言われることですが、セビージャは、日本人がイメージするスペインそのままを感じられる街です。
燦燦と降り注ぐ太陽、フラメンコ、古い街並み、明るくおおらかな人柄。

このイメージを持ってスペイン滞在、旅行を考えているなら、セビリアに来ないでどこに行く!?と、突っ込みたくなります。(笑)

1. フラメンコ

わたしはフラメンコを習っていますが、それはスペイン好きの延長であってフラメンコのためにセビリアに来たわけではありません。
でも、そんなにわかフラメンコ好きの私であってもセビリアに根付いたフラメンコの雰囲気にはうっとりしてしまいます。

例えば、バルで飲んでいい気分になっちゃったおっちゃんが、テーブルをこぶしで叩いてリズムを取りながら、自然に歌いだします。
その歌に気分が良くなった他の人が、これまた自然に踊りだす。

仕組まれていない、準備されてない、内から自然に出る感情で、バルがステージに変身するんです。
それはブレリアだったりセビジャーナスだったり様々ですが、わたしはその場に立ち会えたら「あぁ~もうっ、ここに居られて幸せ!!」って、にやけちゃうんです。

これがフラメンコファンであれば失神するんじゃないでしょうか。


2. 街並み

スペイン、アンダルシア地方にはけっこうたくさん、白い街と呼ばれる壁を白く塗った家が立ち並ぶ地域があります。
それは、太陽の熱が家の中まで入ってこないように外壁で光を食い止めるため。

セビリアにももちろん白い家は多いのですが、ここは白いだけじゃないんです。

セビリアの街を散策していると、黄色と赤のコンビネーションの建物が多いことに気づくはずです。
これは、歴史あるセビリアならではの配色です。

まず黄色。
これはAlbero(アルベロ)という、アンダルシア地方でよくみられる黄色の土の色です。
現代、きれいに舗装されたセビリア市内ではなかなかこの土を目にする機会がなくなってしまいましたが、春祭り会場や闘牛場で今でも確認することができます。

アンダルシア全体でよくみられるこの土が何故主にセビリアの色になったのかというと、1929年にセビリアで万博博覧会が開かれるにあたり、この色を気に入ったセビリアっ子たちがより街を魅力的に見せようと、この土から作った塗料で壁を塗った為と言われています。


写真は、手前の土でこれから綺麗な黄色に塗られるところ。


そして赤。
赤を使う理由は3つあるとされています。
そしていちばんの由来を紹介するには1248年まで遡ることになります。

この当時セビリアはイスラム勢力に支配されていました。
そのセビリアを取り返そうと立ち上がった当時の王、サン・フェルナンド3世の軍旗の色が赤だったことに由来するそうです。

また、赤という色はいつの時代も権力や兵力、支配力と結びつく色とされていたことも理由の一つです。

そして最後の理由は、この2つの色は街をカラフルに、より魅力的に見せることができるから。

有名なセビリアの曲に
♪ Sevilla tiene un color especial ♪ (セビリアにはここにしかない色がある)
って歌詞があります。
これは特色って意味合いと、文字通り、街の色のこと両方を言ってるのかな?と、個人的な考えですが思ってます



これらのことから
現実的な面でほかにもいろいろ魅力を感じるけど(物価とか)、私が生活していてうっとりする、本当にセビリアに居られて幸せだ。と感じるのは主にこれらの事です。

旧市街を歩くといつでも何か新しい発見があるんです。

いきなり目の前にローマ時代の遺跡が現れたり、壁にその通りにまつわる言い伝えが書かれていたり。


セビリアはコロンブスが航海の拠点とした街です。なので、アメリカ大陸発見後、たくさんの物資が一番初めにセビリアに到着しました。
当時は、今でいうNYのように栄えた街だったのです。

そんな当時の名残を21世紀の現代で感じられる日々がとても興味深くてわくわくします。


そして、これらのようなセビリアの歴史、言い伝えを教えてくれて、私にわくわく感を与えてくれたのが語学学校の無料アクティビティです。

なんか少しマニアックな歴史の話をしてしまったけど、これを読んでセビリアに興味を持ってくれる人がいるとうれしいです。

長々と読んでくれてありがとう!

¡Hasta la próxima!

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