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2020年1月16日木曜日

セビリアの絵画マーケット

セビリアには蚤の市がたくさんあります。
その中に、毎週日曜日の午前中にセビリア美術館の前で開催される絵画マーケットがあります。
ここではセビリアに住むアーティストが自ら自分の絵を売ります。抽象画や、日本のアニメをモチーフにしたものまで様々。

値段もピンキリで、安いものだと10ユーロほどで購入できます。

多いものは、セビリアの街並みを描いたもの。
なので、旅行や留学の思い出として、一点物の絵画を購入してみるのも良いのではないでしょうか?

私も何度かここを訪れ、15~60ユーロの大小様々な絵画と、セビリアでよく見るブーゲンビリアの花びらを使ったマグネットを購入しました。
日曜日は開いているお店も少ないので、皆さんも是非午前中に絵画マーケットを散策し、その後ふらっとバルに入り軽く昼食を取る、地元民っぽい日曜日を過ごしてみてください!


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2019年7月10日水曜日

スペインでの誕生日パーティー

スペインと日本の文化の違いで驚いたことの上位に誕生日の祝い方があります。
わたしはこの文化を知らなかったせいで、今考えるととっても失礼な事を1年目の自分の誕生日にしてしまいました。汗

今回はそのご紹介。

日本人のみなさんなら誕生日は家族や友人、恋人などに『祝ってもらう』というスタイルに違和感は感じないと思います。

ですが、スペインでは、誕生日である主役が友人を『招待する』スタイルが一般的です。


自宅で手料理を振る舞ったり、公園でバーベキューをしたり、レストランで食事したりと、スタイルは多様ですが、基本的に主役がパーティーを企画し、飲み物食べ物を準備する。つまり、みんなに奢るのです。

公園での手作りパエリヤパーティー

料理上手な友人のホームパーティー

わたしの実体験

スペインへ住み始めて約1ヶ月後、わたしは友人の紹介で日本語を習っているスペイン人の女の子、パウラとお友達になりました。

ほとんどスペイン語がわからないわたしを心配して、パウラはありとあらゆる生活の手助けをしてくれ、さらに彼女の友人たちも紹介してくれました。

そして出会って約3か月後、わたしの誕生日が近づいてきたのです。

パウラは、わたしの誕生日を祝うために「海に行こう!」と言ってくれ、友人たちにも声をかけてくれました。


そのメンバーの数人は車も提供してくれました。
キャンプだったので荷物も多かったでしょう。
バーベキューのためのお肉もビールも全て用意してくれました。

わたしはというと、「準備してくれて当たり前」とはもちろん思いませんが、「ありがとう!ありがとう!」と心を込めて言うのみ。キャンプ最終日にみんなで割った金額を払いました。

その約1か月後、次はパウラのお誕生日でした。

その時もお祝いのために皆で海にキャンプに行き、飲んで食べて大盛り上がり!

そして最終日。パウラに、「わたし、いくら払ったらいいかな?」と聞くと、「いらないよ」と。


え?ってなりました。笑


今日は私の誕生日だから、いつもお世話になっている友達を私がもてなすの。」と。


ええええ!?!?!?


後々、語学学校の先生やネットで確認してみると、『主役がもてなすのが一般的』(義務ではないけど)とのこと。
ということは、1カ月前の私の誕生日の時にはみんな違和感を感じたことでしょう。
申し訳ない。。

その後、何度かいろいろな人の誕生日パーティーに誘ってもらいましたが、どれも主役が招待するスタイルでした。


わたしも一度自分で企画しましたがいろいろあって実現せず。

そして今年は日本で誕生日を迎えたので、私はまだスペイン風自分の誕生日未体験です。


次の誕生日はスペインにいられるかな?日本にいるのかな?


スペイン留学や移住をしたら、是非スペインスタイルの誕生日パーティーを企画してみてください!

¡Hasta la próxima!

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2019年5月19日日曜日

スペイン3大祭りのひとつ『Feria de Abril(春祭り)』を満喫!

ずいぶん前になってしまいましたが、先日、世界的に有名なセビリアのお祭り『Feria de Abril(春祭り)』が終了しました。約1週間続くこのお祭りは、連日地元民と観光客でいっぱいです!
今回はその春祭りの紹介と、この祭りでの観光客の楽しみかたを紹介します。
Feria de Abrilとは?
まずは基本情報。
Feria de Abril (フェリア・デ・アブリル)とは、直訳すると“4月祭り”。ですが、イースターから数えて2週間目の日曜日に始まるので、その年によっては5月になることもあります。

今年(2019年)は5月4日(土曜日)から5日(日曜日)に日付が変わる12時に、メインゲートで点灯式が行われスタートしました。

会場内にはカセタと呼ばれるテントがたくさん並び、そのほとんどが企業や町内会、家族などのプライベートカセタです。


カセタには、所有者や関係者でないと入ることができません。
セビリア人はこのカセタの中で、お酒を飲みセビジャーナスというセビリア民謡を朝まで踊るのです。

pescaditoと点灯式
Pescadito(ペスカディート)とは魚の事です。
カセタを持っている人たちは、祭りスタートの前日(土曜日)の夕飯として魚のフライをカセタで食べるのが伝統です。
持っていない人たちも、各家庭やバルで魚のフライを食べます。
この伝統をpescadito(ペスカディート)と言うのですが、セビリアなまりでみんなpescaíto(ペッカイート)と呼びます。笑

夕食が終わると、いよいよ点灯式の時間です。

メインゲートの前に特設ステージが設置され、ステージで歌い手、奏者、躍り手がセビジャーナスを披露します。
12時少し前になると点灯のためのスイッチが用意され、12時を待ちます。

ですがここまで盛大に準備する点灯式。かーなーりテキトーです!

一昨年は12時数秒前に、点灯のスイッチを「押しちゃえー!」ってなって、瞬間をムービーに納めたかったのに逃しました。笑

今年は、「10秒前からカウントダウンするよー!」みたいなこと司会の女性が言ってた気がするんだけど。。私の聞き違いかな?
「ウノー(1)!」しか言わずに点灯。笑
ギリギリ、ムービーのスタートは押せましたが。笑

観光客はどのようにフェリアを楽しむ??
まず初日はどのカセタも身内での夕食の日なので、あまり早く行っても楽しめないと思います。

観光客も楽しめるのは点灯式から。

先にも書きましたが、カセタには基本的に所有者や関係者しか入ることが出来ません。
ですが、セビリア市が所有する、Caseta Públicaという共用カセタが会場内にいくつかあります。

カセタ内にはバルがあり、誰でも飲み物や食べ物を頼むことが出来ます。

私はあまり共用カセタには行ったことがなかったのですが、今回行ってみるとけっこうスペイン人も来ててセビジャーナス踊ってるし(外国人ばかりでスペイン感がないかと思ってた。自分もここでは外国人なのに!笑)、飲み物も食べ物も、むしろプライベートカセタよりも安いくらい!

かなり満喫できました!

フェリアならではのグルメ
ぜひ味わってもらいたいフェリア名物が2つ。

ひとつはRebujito(レブヒート)と呼ばれる、シェリーをセブンアップで割った飲み物。ピッチャーで提供されることがほとんどです。カセタにもよりますがだいたい1ピッチャー6€~9€。
夜通し飲んで踊るスペイン人たちには最適な、強すぎず弱すぎずなお酒です!笑

もうひとつはBuñuelos de gitana(ブニュエロス・デ・ヒターナ)

ヒターナとは、ジプシーのこと。
ブニュエロは、ジプシーの皆さん手作りの揚げてドーナツ!

表面サクサク、中もっちりで、あつあつで美味しいのです!
一般的なのはチョコレートドリンクに付ける食べ方。ですがお好みでコーヒーと合わせても◎。
ブニュエロ1.50€、チョコレートドリンクが3€。チョコラテ高いな。。

フェリア最終日
フェリアは土曜日から日曜日に日付が変わる夜中12時に、花火の打ち上げと共に終了します。
今回私は祭り会場から見ましたが、見所はセビリア市内を流れる大きな川、グアダルキビル川にかかる橋の上から。
メインの照明は消えますが、カセタによっては夜通し音楽が流れ踊り続けているところも!

番外編・ミニ遊園地
フェリアに飽きたらこちらへ!
メインゲートの右側にある特設遊園地です。
けっこう楽しめます。観覧車は日本の3倍くらいのスピード!笑

最後に
セビリアの春祭りは『カセタを持っている地元民のお祭り』と思われていることも多いのですが、観光客でも十分楽しむことが出来ます!
今年は特に日本のゴールデンウィークとぶつかったようで、観光ガイドの問い合わせもありました!

ぜひタイミングが合えばセビリアが1番盛り上がり、華やかになる日々を見に来てください!
わたしが提供するセビリア観光ツアーはこちら!

¡Hasta la próxima!

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2019年4月23日火曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa )②

前回に引き続きセマナ・サンタをご紹介。
前回の記事『セマナ・サンタ①』はこちら

2つの記事に別れちゃうくらいセビリアでは大事なイベントなのです!

今回は、パレードについてではなくてこの期間中の人々の生活について。
また、パレードを見るときの注意点も紹介します。

セマナ・サンタ中の食事
この期間は、キリストの苦行を想い、自分たちもその苦しみを少しでも味わい、理解する期間です。

そのひとつとして、多くの人がセマナ・サンタ期間中には魚、野菜、豆類を食べて、肉を食べるという誘惑を避けます。

でもなぜか、甘いものを食べてOKなのは不思議なところ。(笑)

セマナ・サンタならではの伝統的なお菓子はいくつかありますが、その中でもよく食べられるのがトリハ(Torrija)
と呼ばれるスペインのフレンチトースト。

トリハは、フライパンにたっぷりめに油をひき、オレンジやレモンの皮を少し色づくまで揚げて香りを出します。
そこに、卵、牛乳(もしくはマラガ産甘口ワイン)、はちみつ(もしくは砂糖)にたっぷりくぐらせたパンを投入。

美味しいかと言われると・・・まぁ不味くはない。(笑)
元々フレンチトーストがそんなに好きじゃないからってのもあるかもしれませんが。

この季節の風物詩として食べるには良いかな。

ですが、私、どこのカフェのトリハでも受け入れるわけじゃありません。

今回見つけた2件のお菓子屋さんのトリハは、トリハあんまり・・・な私でも美味しいと思えるトリハでした。
この2店舗はトリハ以外も美味しく、人気も高いお菓子やさんなのであと数回通ったらブログで紹介しますね!

こちらは牛乳トリハ

そして、こちらは甘口ワイントリハ。
一般的な形は、こちはの四角いタイプです。

どちらも、ナイフを入れるとじゅわっと甘いシロップがにじみ出ます。

セマナ・サンタを見るときの服装
基本的に正装するのが望ましいのですが、いくつもパソを見に行く場合はあまり窮屈な格好はできません。
失礼のない程度にきれい目な格好の人が多いですが、若い人たちの中にはたまに、「クラブに躍りに行くのか??」って感じの人もいます。

普段着のままの人も多いので、外国人である私たちがセマナ・サンタを通りで見る分にはさほど気を張らなくても良いでしょう。

女性たちには、伝統的なセマナ・サンタの服装があります。
真っ黒のワンピースに、ペイネタと呼ばれる黒い髪飾り、そしてそのペイネタに黒のレースを被せます。

現代では着る人は少なくなってしまったようですが、私も何度かこの服装の女性達を見かけました。
キリストへの敬意を表してこの服装をするそうです。

セマナ・サンタを見るときの注意

まず第一に、スリが多発します!注意!!(こんな所でスリするなんて罰当たりな。。)
これですね。バッグはチャック付き、もしくは蓋付きのもの。それを体の前に。これ鉄則。

次に見る場所。街中のバルやセマナ・サンタ用品専門店でプログラムが貰えます。もしくはインターネットで検索可能。
各パソが、大体何時にどの通りを通るかが書かれています。
ですが通りの名前がわからない外国人観光客にはどこ通るかさっぱりわからん。。

比較的場所が分かりやすく、時間も大体予定通りで見ごたえがあるのは教会からの出発シーン。

その他オススメ(と言うほどでもないが。。)は、数人のスペイン人が道路脇に椅子に座ってパソを待っているところ。

大勢すぎても少なくてもダメです。多すぎると人の頭しか見えないし、少ないとただ道の脇に座ってるだけかもしれませんから。笑

はじめは数人でも、パソが近づくにつれて人混みになっていきます。

特に細い通りや城壁のアーチをくぐる瞬間は見ものです!
スペイン人のセマナ・サンタの捉え方
あまり熱心に宗教を信仰しない人が多い日本人には、少し理解しがたい光景かもしれませんね。
ですが実のところスペインも若い人たちはそんなに信仰深いわけではありません。
中には、「宗教?気持ち悪っ」みたいな人までいます。(さすがにこうゆうスペイン人は、パレードを見に行くのも嫌みたい。)
現代ではお祭りのようにとらえている人も多いので、本来の意味合いとは少し変わってしまったのかもしれません。
それでもこの伝統ある行事が、この先何世紀もスペインの春の風物詩として続いて行くのでしょうね。


さて、1週間続いたセマナサンタも日曜日で終了。そして、一気に2週間後の春祭りに向けてパワーを注ぐセビリア人たち。笑

ウチのご近所さんは日曜日のうちから春祭りの定番曲、セビジャーナスを永遠リピートしはじめました。笑
大音量なので、自分で曲かけなくても私まで春祭り気分。

この春祭りも一週間続くので、この時期にビザ申請などお考えの方は要注意。
お役所も語学学校も働きませんから。笑

面白い写真をセビリア人のお友達が送ってくれました。
春祭りに気が先走ってしまっているセビリア人らしさが出てて笑っちゃった!!

ではでは、今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

¡Hasta la próxima¡

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2019年4月22日月曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa)①

4月14日、日曜日、スペインのイースターであるセマナ・サンタが始まりました。
日本語では聖週間と訳されるようですね。

この日本語訳からもわかるように、スペインのイースターは1日では終わりません。
1週間かけて、キリストの死を悲しみ、また、復活を祝うのです。

今回は、スペインの中でも最もセマナ・サンタが盛り上がる街のひとつ、セビリアのセマナ・サンタを紹介します。

キリストとマリアの大行進
セマナ・サンタ中、セビリアでは60以上もの教会の団体が日替わりでパレード(パソ)をします。

各グループの創設年や規模は様々ですが、古いもので1340年、パソの長さは人数の多いところで10610mにもなります。

毎日9前後のパソが、各教会を出発し、大きな神輿をゆーーっくり運び、セビリア大聖堂を通過しまた教会に帰っていくのです。

全てのパソが大聖堂を目指すもんだからセビリア旧市街は大混雑。
さらに、基本的にはそのパソの途中を突っ切ることはマナー違反とされています。そして通りには神輿を見るために集まった人たちでいっぱい。

セビリア生活はじめのころは、そんな混雑になってるとは全く知らずに旧市街に突入し、人ごみに飲み込まれ、歩いて20分足らずで着く目的地に行くのに1時間以上かかった記憶があります・・・

セビリア人の中にはセマナ・サンタ中、海や他の国に避難する人も多いです。

Madrugá
Madrugáとは、Madrugada(深夜、早朝)のアンダルシア弁で、セマナ・サンタ中の木曜日から日付が変わってすぐの金曜日のことを言います。
この日はセビリアのグループの中でも規模、歴史、知名度ともに重要なグループのパソが多く、一番混雑する日です。

私は、ちょー有名なEl Gran Poderというグループの出発を見に行きました。

1時間半前くらいには教会前に着いたのですがもう人だかり。みんなひまわりの種を食べながら大声でおしゃべりしています。

ですが、教会の扉が開いた途端、一気に静まりかえりました。
セビリア人がこんなに静かになることがあるのか。。

まずはNazarenos(ナサレノ)という三角頭巾の人たちが出てきます。
続いてPenitenntes(ペニテンテ)という、こちらも頭巾をかぶった十字架を背負っている人たち。
彼らはキリストや弟子たちの苦しみを少しでも理解するために、暑くても息苦しくても視界が悪くても、この頭巾を外しません。
パソの外にいる時でさえも。中にははだしの人もいます。

そしてその後に来るのがメインの神輿。
この重たい木製の神輿を担ぐのがCostaleros(コスタレロ)と呼ばれる男性たち。
彼らも、この重みを全身で支え、キリストたちの苦しさを感じます。

担ぎ方は街によって様々で、肩に担いだり首の後ろで担いだり。
セビリアは首の後ろタイプで、肩に担ぐより辛いそうです。

わたしは、このEl Gran Poderのキリストとマリアの出発を見届けたあと、La Esperanza de Trianaという、私が住むトリアナ地区のパソを見るため場所を移動。残念ながらマリアは過ぎた後でしたがキリストを見ることができました。
続いてまたEl Gran Poder の他の見所へ移動!
狭い通りやトンネルを団結して通るところが見所なのです!

これ読んでる人たちには何が違うのかわからないんだろうな。笑
一緒に行った日本人の友人にも「違いがわからん」と言われました。汗

なぜキリスト教徒でもないのにこんなに熱くなるのかは私にもわかりません。笑




運が良いと、Saeta(サエタ)と呼ばれる歌を歌うシーンに遭遇できます。これは予定されているものではなくて、パソが止まったときに歌いたい人がベランダなどでいきなり歌い始めるんです。
この水色のシャツのセニョールが歌ってました。

ここまで見て友人眠気で死亡。
その後、大聖堂から出てくるパソを帰りがてら遠目で見て、帰宅は朝の5時半くらいだったかな??

今年は雨の日が多く、中止になったパソが多かったのが残念でした。

次回はセマナ・サンタ中の生活や服装、パレードを見る際の注意点について紹介します!

長々と読んでくれてありがとう!とゆうか、この記事ここまで読んでくれる人いるのかな?笑

¡Gracias!

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2019年1月4日金曜日

スペインでクリスマスを過ごす

みなさん、あけましておめでとうございます!
クリスマスもお正月も終わり、日本は日常に戻りつつある頃でしょうか。
ここ、スペインでももちろんお正月は一大イベントですが、日本ほど“お正月らしい”という雰囲気は感じません。
というのも、スペインではまだクリスマスが終わっていないのです!

スペインのクリスマスに欠かせないレジェス・マゴス(LOS LEYES MAGOS)

スペインにも近年サンタクロース文化が根付いてきましたが、サンタ以上に重大な役割を果たすのがレジェス・マゴスという3人の人物。日本語では、東方の三賢者などと訳されます。

彼らは、12月25日、星の導きによりキリストの誕生を知り、贈り物を届けるべく出発します。
電車や車なんてない時代。彼らがキリストの元にたどり着いたのは1月6日とされています。

なので、スペインの子どもたちは1月6日のレジェス・マゴスの祝日にプレゼントをもらうのです。

スペインのクリスマスのメインは1月6日。
なので、25日が過ぎても街のイルミネーションはクリスマス一色です!



スペインのクリスマスデコレーション、ベレン(Belén)という人形
ベレンとは、キリストが馬小屋で産まれた時を再現した人形です。
ここ、セビージャでは毎年市役所横に大きなベレンが飾られ、それを見るために人々が訪れます。
各家庭でもベレンを飾る家は多く、ツリー以上に大切なクリスマスのデコレーションなのです。

市役所横の大きなベレン

友人宅のベレン

最もシンプルなのは、両親である聖ヨセフと聖母マリア、そして産まれたばかりの幼子イエスのベレン。
あとはそれぞれ好みで聖書の登場人物を飾ったり、周りを集落らしく飾ります。

スペイン人のクリスマスの過ごし方

日本ではカップルのイベント感の強いクリスマスですが、スペインでは家族のイベントです。
お正月は友達と過ごすスペイン人が多いので、ちょうど日本の感覚と逆ですね。

幸運な事に、わたしはスペイン滞在1年目からスペイン人の友人宅に招待して頂けて、スペイン人家庭でのクリスマスを体験させてもらっています。


その友人宅では、彼女の両親、兄弟、おじさん、おばさん、従兄弟そしておばあちゃんが毎年集まり、ビージャンシーコ(villancico)と呼ばれるスペインの伝統的なクリスマスソングを流して歌い、踊ります。

今年は家族みんなでクリスマスコスチュームに身を包み盛り上がりました!笑

一通り家族と盛り上がったあとは、近所に住む仲の良い幼なじみたちが集まるのが彼女たちの恒例です。

スペイン人の多くは夕飯に出掛けると、最後にシメとしてクバタ(cubata)をパブやクラブに飲みに行きます。

クバタとはジントニックやラムコークなど、リキュールと炭酸ジュースを割ったもの。日本でクラブで飲まれる感じの飲み物です。クリスマスディナー後も、この定番コースでした。

これが20代後半から30代前半のグループである彼女たちのクリスマスの過ごし方。
みんなパワフルだなぁー!わたしは途中でリタイアして帰宅しました。笑

近年のスペインのクリスマス

伝統的なスペインのクリスマスとしては、今回紹介したようにサンタクロースではなくてレジェス・マゴス。
クリスマスツリーではなくてベレン。
私たちの知っているクリスマスソングではなくて伝統的なビージャンシーコ。
と、独自のクリスマス文化を持つスペインですが、近年は他国の文化も徐々に入ってきているようです。
サンタクロースからもレジェス・マゴスからもプレゼントをもらえる子どもも多いとか。
うらやましい!!

今回はスペインのクリスマスの主要部分を紹介しました。
次の記事では今回紹介出来なかった部分を紹介しますね!

クリスマスは、キリスト教色の強いスペインでは日本以上に一大イベントなので、日本人にとっては面白い文化、風習がたくさんなんです!

では次回をおたのしみに!

¡Hasta la próxima!

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2018年7月30日月曜日

トリアナの小さなフェリア、La Velá de Santa Ana

先日トリアナのお祭りLa Velá de Santa Anaが終了しました。
欧州では、各日にちにsanto, santaの名前が付いています。このお祭りはサンタ・アナの日を祝う祭りです。今年は21日土曜日に始まり、26日のサンタ・アナの日まででした。



小さなフェリア

このお祭りは、スペイン三大祭りのひとつ、日本語では春祭りとして有名なFeria de abril(フェリア・デ・アブリル)をかなり小さく縮小した感じです。

カセタ(テント)が並び、各カセタでいろいろな食べ物、飲み物が提供されます。春祭りと違って招待制ではないので観光客もカセタで飲食をすることができます。




¿セビジャーナスは流れるの?

セビジャーナスとは、セビージャっ子たちが春祭りで朝方まで躍り尽くす定番の曲です。日本ではフラメンコ教室で基礎をならうときに使われることが多いので、知っている人も多いのではないでしょうか。

わたしは今年で3度目のLa Veláでしたが、このお祭りではカセタでセビジャーナスを聞くことはあまりありません。レゲトンが流れていて少しスペインのクラブの雰囲気も感じます。

今回私がセビジャーナスを聞いたのは、特設ステージででした。
観客の女性たちがセビジャーナスを踊っていました。



カセタの飲み物、食べ物

お祭りで買う飲み物、食べ物って高いイメージがありますが飲み物に関してはバルで飲むのとそんなに変わりません。

ビール1杯1.20~1.50ユーロ。小さなボトルのビールなら1ユーロです。
マンサニージャと呼ばれる辛口のシェリー酒だとショットグラスラスを一回り大きくしたくらいのグラスで1.50ユーロでした。
レブヒートと呼ばれるマンサニージャをサイダーで割ったカクテルが、大きなグラス(シェアする用)のサイズで4ユーロです。

レブヒートは春祭りの定番の飲み物なので、春祭りを味覚でも感じたい方は頼んでみてください!

もうひとつ、味覚から春祭りを感じられる食べ物がBuñuelo(ブニュエロ)です。




揚げドーナツにグラニュー糖をまぶしたもの。揚げたて熱々を提供されるし、スペイン名物チュロスよりも油っこくなくてわたしはこちらのほうが好きです。

La Veláの名物イベントCUCAÑA(クカニャ)

祭り期間中、毎日約7時から9時くらいまで、クカニャと呼ばれるゲームが行われます。
油を塗った棒を渡り、先端にある旗を取るゲームです。
今年は達成者にスペイン生ハム脚1本まるまんま当たったらしい!!



La Veláの歴史

このお祭りは1266年に建設が始まったトリアナの教会が完成し、そこに祀られたマリア様に祈りを捧げるため、人々がサンタ・アナの日の前日から集まったことが発祥のようです。教会や家の前などで祈り、歌い、踊り、サンタ・アナの日を迎えました。

そしてもちろんたくさんの人が集まれば、食べて、飲んで、おしゃべりにも花が咲きます。
そんな大人たちに付き合いきれなかった子どもたちが、川辺に集まって遊ぶようになったそうです。
ですがクカニャの歴史は意外と浅く、1910年に市役所職員が企画したことがはじまりだったそうです。スペイン内戦後、約10年祭りが開催されない時期が続きましたが、1980年、改めて祭りが再開され、現在では多くの観光客も訪れるお祭りとなっています。

最後に、つまんなくて川辺に集まった子どもたちの昔の写真があったのでご紹介。
他サイトから拝借しました。


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