2018年11月13日火曜日

スペイン一美しい村、フリヒリアナへの拠点となるネルハの紹介

お久しぶりです、只今家庭の事情により一時帰国しています。
地元、北海道はとても寒くなってきてますが今年は初雪が降るのがずいぶん遅いです。

セビージャももうかなり寒くなってきていると聞きました。

今日は、ずいぶん前の話になってしまいましたが以前に行ったネルハ(Nerja)という街と、その街の私の大好きなバルを紹介します!

ネルハとは
ネルハは、地中海沿いにある小さな街です。バケーション時期にはたくさんの人々が海水浴をしに来ますが、もともと小さな街なだけあってそれほど混雑はしません。

空港があるマラガからバスで約1時間。
日本人に人気な、スペイン一美しい村にも選ばれたフリヒリアナへはバスで約30分(バスチケットは運転者さんから直接購入)です。

フリヒリアナに行く観光客は、マラガを拠点にしてネルハでバスを乗り換えて、フリヒリアナへ行く人が多いと思うのですが……

ネルハを素通りするなんてもったいなーーいっ!!!!!

なんたって、このネルハ、わたしがスペインで1,2を争うほど好きな街なのです。

では、魅力と見所を紹介します。

ヨーロッパのバルコニー


この村にはものすごーく眺めの良い、ヨーロッパのバルコニー(Balcón de Europa)と呼ばれる見晴台(?)があります。地中海がずーっと遠くまで見られるんです。地球が丸いことを実感できます。

写真はバルコニーからの眺め。
私が行った時は、アコーディオン奏者のおじさんがタイタニックのテーマを優雅に弾いていました。

マラガ近郊では、ここの水の透明度は最高です!
観光客も、バルコニーから降りてビーチを堪能することができます!

今回わたしは水着を忘れてネルハに行くという大失敗を犯しました。みなさん気をつけて!

ネルハ街歩き

ネルハは、地図ナシでも散策できてしまうくらいこぢんまりとした村です。海近くを散策すると、白い家の外壁、空、海という色のコントラストを楽しめます。ふら~と当てもなく散策して、良い景色を見つけたりビーチに降りてみたり、気ままに楽しんでもらいたい村です。

おすすめバル

バルの名前は、La Marina(ラ・マリーナ)
海鮮が自慢のバルです。
このバルに初めて来たのは2013年。初めて一人でスペインに来たときに、ネルハの靴屋のおっちゃんにナンパされて連れて来てもらいました。笑
ここが、安くて美味しい!!

今回は7名と、そこそこ人数がいたので、タパスやアラカルトではなく、ショーケースから直接魚介類を選び、希望の調理法を伝えて出してもらいました。

新鮮な魚介類がどっさり。

重さで料金が決まります。

海老の味がしっかりしてて、塩味もちょうど良くて最高!

日本では(北海道では?)あまり一般的じゃないマテ貝。
小振りだけど旨みがしっかりあって、ニンニク具合もバッチリで失神しそうなくらい美味しかった。本当に。

白身魚の実もふわふわ!

それぞれビールと、白ワインをボトルで頼んで、合計90ユーロくらい。一人2千円行かないくらいです。
やっすー!

おそらく、メニューから選ぶとさらに安く押さえられるのでは??


食べるの大好きなのでついつい熱く語っちゃいました。

美味しいバルと、素敵な眺め、ゆったりと時間が流れるネルハ。みなさん一度来たらハマるはずです。
わたしも海に入れるくらいの時期にもう一度行きたいなと思ってます!

フリヒリアナへの拠点に是非泊まりで訪れてみてください!


¡Hasta la próxima!

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2018年9月27日木曜日

セビリアやマラガからの小旅行に。アンテケーラの紹介

先日、マラガに住む友達の案内でマラガ圏の街、Antequera (アンテケーラ)に行ってきました。
この街はアンダルシアの主要都市の中心辺りにあり、アンダルシアの心臓と呼ばれています。

小さな町ではありますが街並みがメルヘンで可愛らしく、見所も多い街でした。


インディアンの横顔


まず、アンテケーラに入る前から一際目を引く大きな山。
この山はインディアンの横顔と呼ばれ、敵対する部族同士のカップルが結ばれない運命を嘆き、ここから見投げしたという悲しい言い伝えが残っています。


アンテケーラの名物お菓子


Mantecado (マンテカード)というお菓子をご存知でしようか?このお菓子はアンテケーラの銘菓です。

日本では最近、polvorón (ポルボロン)というスペインのお菓子が少し知られてきたかな?と、思っているんですがどうでしょう?マンテカードはポルボロンによく似たお菓子です。

どちらもアンダルシア発祥のお菓子で、主にクリスマス時期によく食べられます。
バターやマーガリンは使わず、ラードを使うのが特徴です。

食感は、ホロホロと崩れる感じで、スペインのお菓子にしては珍しくとても優しい甘さのお菓子です。

アンテケーラの中でも、マンテカードが美味しいと有名なカフェを教えてもらったので行ってきました。
名前は La Antequerana

店内はとても広く、マンテカードのフレーバーの種類が豊富です!


ですが、はじめは王道のシナモン味のマンテカードとアーモンドのポルボロンをいただきました。

感想としては、スーパーで売ってるマンテカードよりも舌触りが滑らかな気がする。
あと、ポルボロンのほうはアーモンド感たっぷりで、ごろっとアーモンドのかたまりも入ってました!
美味しい!


アンテケーラの街並み


アンテケーラは坂が多い街です。
小さな山のてっぺんにある教会まで歩いてみました。

この教会周辺が、とてものどかで、眺めもよくて気持ちよかった。
教会の塔と白い家がとてもきれい。

遠くに見えるインディアンの横顔。



街の規模としては、1日もあればゆっくり街散策をできると思います。
あまり観光地化されていないのどかなアンテケーラで、のんびり街散策をしてマンテカードでお茶しませんか?

癒されること間違いなし!

それでは、¡Hasta la próxima!


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2018年9月17日月曜日

わたしが思うセビージャの魅力

ブログタイトルにも使っている ¡Me encanta España! は、わたしスペインめっちゃ大好き!!って意味です。
学校で新しい生徒が来て自己紹介するときにも、バルでスペイン人と知り合ったときにも、ほぼ100%質問されるのが「どうしてスペイン語勉強してるの?」、「どうしてセビージャを選んだの?」です。
わたしの答えは、「だってスペインが好きだから。」

魅力を紹介する前に、セビリアに来るきっかけを紹介しようと思います。

セビリアとの出会い
私の場合は、約6年前に2週間スペイン一人旅をしたのがきっかけでした。
ですが、当初の予定ではセビリアはルートに入れていませんでした。

グラナダ(アルハンブラ宮殿がある街)で数日過ごした後、「次はどこに向かおうかなー。コルドバ行こうかなー?」と考えていた時に日本の知人にセビリアをお勧めされたのです。
この勧めがなかったら私は今セビリアに住んでないでしょう。

たった2、3日の滞在でセビリアに魅了され、離れたくなくて大聖堂前の街灯の下でこっそり涙したのを覚えています。(笑)


セビリアの魅力

これは一般的によく言われることですが、セビージャは、日本人がイメージするスペインそのままを感じられる街です。
燦燦と降り注ぐ太陽、フラメンコ、古い街並み、明るくおおらかな人柄。

このイメージを持ってスペイン滞在、旅行を考えているなら、セビリアに来ないでどこに行く!?と、突っ込みたくなります。(笑)

1. フラメンコ

わたしはフラメンコを習っていますが、それはスペイン好きの延長であってフラメンコのためにセビリアに来たわけではありません。
でも、そんなにわかフラメンコ好きの私であってもセビリアに根付いたフラメンコの雰囲気にはうっとりしてしまいます。

例えば、バルで飲んでいい気分になっちゃったおっちゃんが、テーブルをこぶしで叩いてリズムを取りながら、自然に歌いだします。
その歌に気分が良くなった他の人が、これまた自然に踊りだす。

仕組まれていない、準備されてない、内から自然に出る感情で、バルがステージに変身するんです。
それはブレリアだったりセビジャーナスだったり様々ですが、わたしはその場に立ち会えたら「あぁ~もうっ、ここに居られて幸せ!!」って、にやけちゃうんです。

これがフラメンコファンであれば失神するんじゃないでしょうか。


2. 街並み

スペイン、アンダルシア地方にはけっこうたくさん、白い街と呼ばれる壁を白く塗った家が立ち並ぶ地域があります。
それは、太陽の熱が家の中まで入ってこないように外壁で光を食い止めるため。

セビリアにももちろん白い家は多いのですが、ここは白いだけじゃないんです。

セビリアの街を散策していると、黄色と赤のコンビネーションの建物が多いことに気づくはずです。
これは、歴史あるセビリアならではの配色です。

まず黄色。
これはAlbero(アルベロ)という、アンダルシア地方でよくみられる黄色の土の色です。
現代、きれいに舗装されたセビリア市内ではなかなかこの土を目にする機会がなくなってしまいましたが、春祭り会場や闘牛場で今でも確認することができます。

アンダルシア全体でよくみられるこの土が何故主にセビリアの色になったのかというと、1929年にセビリアで万博博覧会が開かれるにあたり、この色を気に入ったセビリアっ子たちがより街を魅力的に見せようと、この土から作った塗料で壁を塗った為と言われています。


写真は、手前の土でこれから綺麗な黄色に塗られるところ。


そして赤。
赤を使う理由は3つあるとされています。
そしていちばんの由来を紹介するには1248年まで遡ることになります。

この当時セビリアはイスラム勢力に支配されていました。
そのセビリアを取り返そうと立ち上がった当時の王、サン・フェルナンド3世の軍旗の色が赤だったことに由来するそうです。

また、赤という色はいつの時代も権力や兵力、支配力と結びつく色とされていたことも理由の一つです。

そして最後の理由は、この2つの色は街をカラフルに、より魅力的に見せることができるから。

有名なセビリアの曲に
♪ Sevilla tiene un color especial ♪ (セビリアにはここにしかない色がある)
って歌詞があります。
これは特色って意味合いと、文字通り、街の色のこと両方を言ってるのかな?と、個人的な考えですが思ってます



これらのことから
現実的な面でほかにもいろいろ魅力を感じるけど(物価とか)、私が生活していてうっとりする、本当にセビリアに居られて幸せだ。と感じるのは主にこれらの事です。

旧市街を歩くといつでも何か新しい発見があるんです。

いきなり目の前にローマ時代の遺跡が現れたり、壁にその通りにまつわる言い伝えが書かれていたり。


セビリアはコロンブスが航海の拠点とした街です。なので、アメリカ大陸発見後、たくさんの物資が一番初めにセビリアに到着しました。
当時は、今でいうNYのように栄えた街だったのです。

そんな当時の名残を21世紀の現代で感じられる日々がとても興味深くてわくわくします。


そして、これらのようなセビリアの歴史、言い伝えを教えてくれて、私にわくわく感を与えてくれたのが語学学校の無料アクティビティです。

なんか少しマニアックな歴史の話をしてしまったけど、これを読んでセビリアに興味を持ってくれる人がいるとうれしいです。

長々と読んでくれてありがとう!

¡Hasta la próxima!

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2018年9月16日日曜日

留学 友達はできる???

結論としてけ、国籍を選ばなければ友達はできます!主に出会いは語学学校です。 語学力向上のための心得として、

“留学中は外国人同士(語学学校のクラスメイト同士)での交流ばかりにはならないほうがいい”

と、言われたことがあります。
理由は間違った単語や表現が身についてしまうから。

ですが、私はクラスメイト友達になり、一緒に出かけたことで、プラスになったと感じることがあります。

今回は、そのことについて書いてみようと思います。


外国人同士で交流することのメリット

1. 簡単な単語で交流ができる

スペイン入りしたころの私のスペイン語レベルは、それはそれはひどいものでした。汗

そんな超初級レベルのわたしは、語学学校で毎日スペイン語シャワーを浴びていても、新しい単語数が多すぎて何から覚えればいいのか、最低限のコミュニケーションにはどの単語が必要なのか、さっぱり。。

ですがありがたいことに、語学学校に通い始めてすぐ、なぜか私よりもレベルの高いクラスの韓国人の女の子がよく話しかけてくれるようになりました。

スペイン生活が始まり1週間ほどたったころ、はじめて二人で出かけることになりました。

よく英語もスペイン語もわからないのに誘いを受けたなという気持ちと、そんな私をよく誘ってくれたなぁと感謝の気持ちでいっぱいになります。汗

今思い返すと、彼女のスペイン語レベルも決して高いわけではありませんでした。
でもだからこそ、ボキャブラリーの少ない彼女が繰り返し使う単語がわたしの記憶に残り、それが少しずつ私のボキャブラリーになっていきました。

語学力上達の為だけに友達を作るわけではありませんが、できれば自分よりも少しレベルの高い友人と一緒にいるのが上達につながると思います。

2. 各国に対する偏見がなくなる

これは偏見を持っていた私個人の問題かもしれませんが...

例えば

中国人はいつも怒ったような表情で大きな声で話すんじゃないか?
ごみを道端に捨てるなど、マナーが悪いんじゃないか?

フランス人はお高く留まっているんじゃないか?

ロシア人って冷たそう...

イスラム教の国への漠然とした偏見(テロの影響で)


などです。
ですが、実は上に挙げた例は、私が今現在仲良くしているスペイン人以外のお友達の出身国です。

いつもエレガントな服装で、日本人の私以上ににこにこしているかわいい中国人のお友達。

毎週のように一緒に飲みに行き、先日のワールドカップ決勝戦もバルで一緒に観戦したフランス人のお友達(フランスおめでとう!!)

自らの誕生日パーティーに私を招待してくれたロシア人のお友達。

今トルコ旅行を一緒に計画してるモロッコ人のお友達。


もちろん、相性はあるし私のイメージ通りの人にも出会うことはあります。
ですが、偏見を持ったままだと良い部分にも気づけないということをいろんな国の人と交流することで学べたと思います。



私はスペイン人以外の友達を作ることは大賛成です。
もちろん日本人の友達も。

それぞれがスペイン、セビージャを選び、お互いの国以外で出会うって運命だと思うんです。


ただ、自分の経験からひとつ言えるのは、どんなに初級レベルでもスペイン語を学びたいならスペイン語での会話に挑戦するのが大事だと思います。
私の場合、幸か不幸か英語に逃げることはできませんでした。(英語話せないからね...)

今だって、言いたいこと70%くらいしか伝えられないし、ネイティブだらけの中に居たら速すぎて、ボキャブラリーも多すぎてさっぱり何話してるのかわかりません。

うまくお互いに伝えられていなくて後から「あらら???」ってなることよくあります。

何回も聞き返すの申し訳なくてわかったふりして、でもそれ相手にバレて「わかったふりするな」って注意されたこともあります。(笑)

でもそうやって、スペイン語も友情も少しずつ育てていこうと思っているところです。


このブログ書いてたら友達に会いたくなってきた♡(笑)

ということで、これからお友達と飲みに行ってきまーす!

それでは、¡Hasta la próxima!


¡Gracias!

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2018年8月15日水曜日

おすすめスペインバル!ENセビージャ③サク飲みの地元民でいっぱい『Blanco Cerrillo』

お気に入りバルご紹介。

8月はバケーションのバルが多いので、やってるかな~とちょっと心配しながら行ってみると…

やっぱりお休み。

でもよく見ると、張り紙に

"トリアナの店舗は営業しています。"

と!!!

人一倍食に対する執着が強いので、一度「あれ食べたい!」となったら何がなんても食べたいのです。

トリアナまで行ってきました。笑


店の名前はBlanco Cerrillo(ブランコ セリージョ)
トリアナの店舗は最近オープンしたそうです。

セビージャには旧市街とトリアナに店舗があります。
もう1店舗、セビージャ郊外の街にあるので計3店舗です。

同じ名前の店舗が他にもあるのですが、それらはのれん分けでオーナーは別です。でもそちらも美味しいのでまたの機会に記事にします!

話が反れましたが、私が行ったブランコ・セリージョ、ここではセビリア名物(?)の美味しいpescaito frito(魚のフライ)が食べられます!
一番の看板メニューが
"ADOBO BOQUERÓN(カタクチイワシのアドボ)"。


タパス届くの待てなくてビールが飲みかけですが。笑

アドボとは、酢漬けにした魚をフライにする料理で一般的には鮫肉が使われますが、ここではイワシを使ったアドボが食べられるんです!

揚げ加減も絶妙で、表面サクサクで中はふんわり!
少しニンニクがきいていて、味に深みがあります。

そして、1枚目の写真のメニューを見てお分かりかと思いますが、ほとんどのタパスがたった1.90ユーロ
お通しとして無料で出てくるchochitosと、アドボ、ビール2杯で4.30ユーロでした!


このフライの技術を持ってるなら他のフライも美味しいはず!!

ということで、近々他のメニューも試しに行ってきます!

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2018年8月7日火曜日

セビリア人の暑さゆえの一般常識

セビリアに住みはじめて驚いたことのひとつが夏の暑さです。


日焼けの心配よりも、火傷の心配が…ってのは言い過ぎですが。笑
でも、ほぼ毎日最高気温が40度近くなります!

道産子のわたしは本州のじめじめした夏を知らないのですが、北海道と比べても湿度が低い事は唯一の救いです。

朝はペルシアナ(ブラインド)を閉める

わたしは、朝カーテンと窓を開けて、日光を部屋にたくさんの取り入れるのが好きです。
爽やかな気分になるし、部屋も明るくキレイに(殺菌効果??)なるような気がして。

ですが、ある日アパートのシェアメイトのセビリアっ子に教えられました。

「朝出掛ける前にペルシアナ(ブラインドみたいなもの)と窓をしっかり締め切って、日と熱気が入らないようにしてね」

昼間は日光をしっかり取り入れて、窓を開けて換気。と思っていたわたしはびっくり。


この写真の左手の家の窓に掛かってるのがペルシアナ。


この事は他のセビリア人も言ってました。
彼は最近、家の空いている部屋を外国人に貸しはじめたのですが、

「やー、びっくりしたよ!この前受け入れた外国人、昼間部屋の窓とペルシアナを全開で出かけるんだから!」

とのこと。
どちらが世界的に見て一般常識かはわからないけど、
「たぶんそれは暑い地域での一般常識だよ!きっと日本人も同じことをすると思う」
と伝えておきました。

と、このブログを書きながら、もしかして日本の中でも地域によって違うのかな?と思ってきた。
何せ最北出身なので。

他の地域の事しってる人いたら教えてください。

洗濯の時間

これも初めて住んだシェアアパートでセビリア人シェアメイトに教えられたことのひとつ。

窓を開けて日光を取り入れるのと同様に、わたしは朝天気が良いと洗濯したくなります。
「今日は洗濯日和だー!」とか良く言いますよね??

でも、セビリアの夏はほとんど雨が降りません。毎日が洗濯日和なんです!

しかも、日光を避けて洗濯物を干すのです。
パティオと呼ばれる壁に囲われた中庭に干したり、日の当たる所に干す場合は夕方や夜、日が沈んできてから干して、朝方に取り入れる。

日光を当てすぎると色褪せしたり、生地がバリバリになるから。

これには「なるほどー!」となりました。

その地域、環境によって、"最適"は変わるんだと。


前回の記事、スキンケアについても同じですね、環境が変われば最適は変わる。



でも洗濯に関して、ひとつどーも納得行かない光景をたまに目にします。日本ではまず見ない光景だと思う。

通りを横断するように渡ってる電線?ただの紐??のど真ん中に、たまにスニーカーが干してある。
見るたびに、ここじゃなくて良くない?となるのです。笑
ベランダとかに置いとけば乾くじゃんって。

今度見かけたら写真撮っておこう。


海水浴とは

日本人が海に行くときって、全力で楽しみに行きませんか?
全力で楽しんで、家に帰ってきてぐったりする。ってゆうイメージ。
だから連休で海に行ったら最終日は家でゆっくり休みたい。

でもスペイン人は、逆なんです。
疲れを癒すために海に行くんです。

海は大好きだけど、そんなスペイン人(特に若者たち)と海に行くと自分の体力のなさにびっくりします。


彼らはビーチでリフレッシュして元気いっぱい。
わたしは一日中太陽と潮風にさらされ体力消耗してぐったり。
2泊でビーチにキャンプしに行ったときはさすがにバテました。

セビリアには、ビーチに家やアパートを持っている人が結構います。
ご年配夫婦とかが、ビーチでのんびりしてから海沿いの家に帰ってきて、庭で椅子に腰かけて仲良くお話してる光景見ると微笑ましくなります。

何度かわたしも、海沿いの家に泊まらせて頂く機会に恵まれました。
海で遊んで、帰ってきてシャワー浴びてお話ししてお酒飲んで就寝。

幸せ。

わたしも海沿いに家ほしいな。笑


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2018年8月6日月曜日

スペインのスキンケア。クレンジング、洗顔、化粧水の考え方

以前の留学の時から気になっていたこと。

それはスペインには日本人が思い描くような、手に取ってバシャバシャ浸透させる化粧水がほとんど売っていないことです。

そんな中でもそこそこ気に入って使っていた化粧水があったのですが(今になって思えばこれもバシャバシャ浸透させるタイプではなかったのかも。表記ちゃんと見てなかった笑)今の住まいの近くでは購入出来ないので、スペインで知り合った日本人のお友達にスキンケアについて聞いてみました。
彼女曰く。

日本みたいに、クレンジングの後泡モコモコ洗顔みたいなスタイルではなくて、ヨーロッパは基本的に拭き取り化粧水をコットンにつけて顔拭いて化粧落とす→乳液つけて終わりというスタイルみたい。
水の性質の違いらしくて、硬水だから日本と同じやり方だとガサガサになるとか。

なんとっ!!
1年半以上スペインに居て、知らなかったよ。
私は以前の留学では、
クレンジング→洗顔→化粧水→クリーム
日本のやり方をほとんど変えてませんでした。スーパーで牛乳石鹸っぽい絵柄の石鹸買ってきて顔洗してました!
1年半、ほぼ毎日水でじゃぶじゃぶ流してました!笑
私の皮膚かなりタフなんだろうか??笑

と言うことで、今回のスペイン生活では(今さらながら笑)スキンケアを見直すことにしました。

クレンジング


クレンジングは前回の留学時と同じものを使うことにしました。
フランスのブランド、BIODERMA(ビオデルマ)
日本でも人気あるみたいですね!



スペインでは1本500mlで15,16ユーロくらい。2本セットで20~24ユーロくらいです。
私は2本で20.95ユーロで買いました。薬局によって値段が結構違います。

スーパーのプライベートブランドなら、もっともっと安く売ってるけど、クレンジングは重要だって言うし、もうお肌に気を使わなきゃならない年齢なので。笑

ピリピリすることもつっぱることもなく、よく落ちるので気に入っています。

洗顔と化粧水


さてここが重要。1年半の間違いを正さなくては。

調べてみると、クレンジングと拭き取り化粧水が1つになってる2イン1のタイプと、化粧水(+落とし残しの化粧を軽く落とす効果)と2タイプが一般的だそうです。

先ほどのBIODERMは2イン1のタイプ。

なので、このビオデルマの後にすぐクリームでも良いみたい。でも、少し前まで洗顔後にじゃぶじゃぶ水洗いしていた私にはクレンジング後いきなりクリームはなんかイヤなので拭き取り化粧水で軽く拭き取ってパッティングしてからクリーム塗ることにしました。

使い始めたふき取り化粧水はYVES ROCHERのもの。これもフランス発祥らしいです。たっぷりコットンに取って、なるべく摩擦が激しくならないよう優しく拭き取って、その後タッピングしてます。そこそこしっとり、ひんやりするし、優しい香りで気に入りました。

YVES ROCHERはセビージャには合計3店舗あり、そのうち1店舗が旧市街にあります。
頻繁に半額セールをしているし、無料の会員カードを作ると特別割引やテスターのプレゼントなどしてくれるのでありがたい。
化粧水の値段は…
あー、忘れてしまった。半額になって、3.5ユーロくらいだとおもいます。次回確認しなくちゃ。


保湿クリーム



こちらも同じくYVES ROCHERのもの。化粧水と同じラインのものを選びました。
ジェルクリームという名前なだけあって、テクスチャーは柔らかくて水分多目なかんじ。
でも何だろう。これの後に化粧下地の日焼け止めを塗るとクリームがだまになってポロポロしてくる。あんまり擦らないようにしたらまだ大丈夫だけど。
そこまで不満はないのでしばらくは使い続けると思います。



こんな流れでスペインでスキンケアしてみます。
何かかわるかなー??
1年半じゃぶじゃぶ水洗いしててそんなに変化を感じなかった鈍感肌の私がスキンケアでどれ程の変化を感じられるか謎ですが。笑 
良い変化、悪い変化あれば追記します!


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2018年7月30日月曜日

トリアナの小さなフェリア、La Velá de Santa Ana

先日トリアナのお祭りLa Velá de Santa Anaが終了しました。
欧州では、各日にちにsanto, santaの名前が付いています。このお祭りはサンタ・アナの日を祝う祭りです。今年は21日土曜日に始まり、26日のサンタ・アナの日まででした。



小さなフェリア

このお祭りは、スペイン三大祭りのひとつ、日本語では春祭りとして有名なFeria de abril(フェリア・デ・アブリル)をかなり小さく縮小した感じです。

カセタ(テント)が並び、各カセタでいろいろな食べ物、飲み物が提供されます。春祭りと違って招待制ではないので観光客もカセタで飲食をすることができます。




¿セビジャーナスは流れるの?

セビジャーナスとは、セビージャっ子たちが春祭りで朝方まで躍り尽くす定番の曲です。日本ではフラメンコ教室で基礎をならうときに使われることが多いので、知っている人も多いのではないでしょうか。

わたしは今年で3度目のLa Veláでしたが、このお祭りではカセタでセビジャーナスを聞くことはあまりありません。レゲトンが流れていて少しスペインのクラブの雰囲気も感じます。

今回私がセビジャーナスを聞いたのは、特設ステージででした。
観客の女性たちがセビジャーナスを踊っていました。



カセタの飲み物、食べ物

お祭りで買う飲み物、食べ物って高いイメージがありますが飲み物に関してはバルで飲むのとそんなに変わりません。

ビール1杯1.20~1.50ユーロ。小さなボトルのビールなら1ユーロです。
マンサニージャと呼ばれる辛口のシェリー酒だとショットグラスラスを一回り大きくしたくらいのグラスで1.50ユーロでした。
レブヒートと呼ばれるマンサニージャをサイダーで割ったカクテルが、大きなグラス(シェアする用)のサイズで4ユーロです。

レブヒートは春祭りの定番の飲み物なので、春祭りを味覚でも感じたい方は頼んでみてください!

もうひとつ、味覚から春祭りを感じられる食べ物がBuñuelo(ブニュエロ)です。




揚げドーナツにグラニュー糖をまぶしたもの。揚げたて熱々を提供されるし、スペイン名物チュロスよりも油っこくなくてわたしはこちらのほうが好きです。

La Veláの名物イベントCUCAÑA(クカニャ)

祭り期間中、毎日約7時から9時くらいまで、クカニャと呼ばれるゲームが行われます。
油を塗った棒を渡り、先端にある旗を取るゲームです。
今年は達成者にスペイン生ハム脚1本まるまんま当たったらしい!!



La Veláの歴史

このお祭りは1266年に建設が始まったトリアナの教会が完成し、そこに祀られたマリア様に祈りを捧げるため、人々がサンタ・アナの日の前日から集まったことが発祥のようです。教会や家の前などで祈り、歌い、踊り、サンタ・アナの日を迎えました。

そしてもちろんたくさんの人が集まれば、食べて、飲んで、おしゃべりにも花が咲きます。
そんな大人たちに付き合いきれなかった子どもたちが、川辺に集まって遊ぶようになったそうです。
ですがクカニャの歴史は意外と浅く、1910年に市役所職員が企画したことがはじまりだったそうです。スペイン内戦後、約10年祭りが開催されない時期が続きましたが、1980年、改めて祭りが再開され、現在では多くの観光客も訪れるお祭りとなっています。

最後に、つまんなくて川辺に集まった子どもたちの昔の写真があったのでご紹介。
他サイトから拝借しました。


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