2019年4月23日火曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa )②

前回に引き続きセマナ・サンタをご紹介。
前回の記事『セマナ・サンタ①』はこちら

2つの記事に別れちゃうくらいセビリアでは大事なイベントなのです!

今回は、パレードについてではなくてこの期間中の人々の生活について。
また、パレードを見るときの注意点も紹介します。

セマナ・サンタ中の食事
この期間は、キリストの苦行を想い、自分たちもその苦しみを少しでも味わい、理解する期間です。

そのひとつとして、多くの人がセマナ・サンタ期間中には魚、野菜、豆類を食べて、肉を食べるという誘惑を避けます。

でもなぜか、甘いものを食べてOKなのは不思議なところ。(笑)

セマナ・サンタならではの伝統的なお菓子はいくつかありますが、その中でもよく食べられるのがトリハ(Torrija)
と呼ばれるスペインのフレンチトースト。

トリハは、フライパンにたっぷりめに油をひき、オレンジやレモンの皮を少し色づくまで揚げて香りを出します。
そこに、卵、牛乳(もしくはマラガ産甘口ワイン)、はちみつ(もしくは砂糖)にたっぷりくぐらせたパンを投入。

美味しいかと言われると・・・まぁ不味くはない。(笑)
元々フレンチトーストがそんなに好きじゃないからってのもあるかもしれませんが。

この季節の風物詩として食べるには良いかな。

ですが、私、どこのカフェのトリハでも受け入れるわけじゃありません。

今回見つけた2件のお菓子屋さんのトリハは、トリハあんまり・・・な私でも美味しいと思えるトリハでした。
この2店舗はトリハ以外も美味しく、人気も高いお菓子やさんなのであと数回通ったらブログで紹介しますね!

こちらは牛乳トリハ

そして、こちらは甘口ワイントリハ。
一般的な形は、こちはの四角いタイプです。

どちらも、ナイフを入れるとじゅわっと甘いシロップがにじみ出ます。

セマナ・サンタを見るときの服装
基本的に正装するのが望ましいのですが、いくつもパソを見に行く場合はあまり窮屈な格好はできません。
失礼のない程度にきれい目な格好の人が多いですが、若い人たちの中にはたまに、「クラブに躍りに行くのか??」って感じの人もいます。

普段着のままの人も多いので、外国人である私たちがセマナ・サンタを通りで見る分にはさほど気を張らなくても良いでしょう。

女性たちには、伝統的なセマナ・サンタの服装があります。
真っ黒のワンピースに、ペイネタと呼ばれる黒い髪飾り、そしてそのペイネタに黒のレースを被せます。

現代では着る人は少なくなってしまったようですが、私も何度かこの服装の女性達を見かけました。
キリストへの敬意を表してこの服装をするそうです。

セマナ・サンタを見るときの注意

まず第一に、スリが多発します!注意!!(こんな所でスリするなんて罰当たりな。。)
これですね。バッグはチャック付き、もしくは蓋付きのもの。それを体の前に。これ鉄則。

次に見る場所。街中のバルやセマナ・サンタ用品専門店でプログラムが貰えます。もしくはインターネットで検索可能。
各パソが、大体何時にどの通りを通るかが書かれています。
ですが通りの名前がわからない外国人観光客にはどこ通るかさっぱりわからん。。

比較的場所が分かりやすく、時間も大体予定通りで見ごたえがあるのは教会からの出発シーン。

その他オススメ(と言うほどでもないが。。)は、数人のスペイン人が道路脇に椅子に座ってパソを待っているところ。

大勢すぎても少なくてもダメです。多すぎると人の頭しか見えないし、少ないとただ道の脇に座ってるだけかもしれませんから。笑

はじめは数人でも、パソが近づくにつれて人混みになっていきます。

特に細い通りや城壁のアーチをくぐる瞬間は見ものです!
スペイン人のセマナ・サンタの捉え方
あまり熱心に宗教を信仰しない人が多い日本人には、少し理解しがたい光景かもしれませんね。
ですが実のところスペインも若い人たちはそんなに信仰深いわけではありません。
中には、「宗教?気持ち悪っ」みたいな人までいます。(さすがにこうゆうスペイン人は、パレードを見に行くのも嫌みたい。)
現代ではお祭りのようにとらえている人も多いので、本来の意味合いとは少し変わってしまったのかもしれません。
それでもこの伝統ある行事が、この先何世紀もスペインの春の風物詩として続いて行くのでしょうね。


さて、1週間続いたセマナサンタも日曜日で終了。そして、一気に2週間後の春祭りに向けてパワーを注ぐセビリア人たち。笑

ウチのご近所さんは日曜日のうちから春祭りの定番曲、セビジャーナスを永遠リピートしはじめました。笑
大音量なので、自分で曲かけなくても私まで春祭り気分。

この春祭りも一週間続くので、この時期にビザ申請などお考えの方は要注意。
お役所も語学学校も働きませんから。笑

面白い写真をセビリア人のお友達が送ってくれました。
春祭りに気が先走ってしまっているセビリア人らしさが出てて笑っちゃった!!

ではでは、今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

¡Hasta la próxima¡

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2019年4月22日月曜日

スペインのイースター、セマナ・サンタ(Semana Santa)①

4月14日、日曜日、スペインのイースターであるセマナ・サンタが始まりました。
日本語では聖週間と訳されるようですね。

この日本語訳からもわかるように、スペインのイースターは1日では終わりません。
1週間かけて、キリストの死を悲しみ、また、復活を祝うのです。

今回は、スペインの中でも最もセマナ・サンタが盛り上がる街のひとつ、セビリアのセマナ・サンタを紹介します。

キリストとマリアの大行進
セマナ・サンタ中、セビリアでは60以上もの教会の団体が日替わりでパレード(パソ)をします。

各グループの創設年や規模は様々ですが、古いもので1340年、パソの長さは人数の多いところで10610mにもなります。

毎日9前後のパソが、各教会を出発し、大きな神輿をゆーーっくり運び、セビリア大聖堂を通過しまた教会に帰っていくのです。

全てのパソが大聖堂を目指すもんだからセビリア旧市街は大混雑。
さらに、基本的にはそのパソの途中を突っ切ることはマナー違反とされています。そして通りには神輿を見るために集まった人たちでいっぱい。

セビリア生活はじめのころは、そんな混雑になってるとは全く知らずに旧市街に突入し、人ごみに飲み込まれ、歩いて20分足らずで着く目的地に行くのに1時間以上かかった記憶があります・・・

セビリア人の中にはセマナ・サンタ中、海や他の国に避難する人も多いです。

Madrugá
Madrugáとは、Madrugada(深夜、早朝)のアンダルシア弁で、セマナ・サンタ中の木曜日から日付が変わってすぐの金曜日のことを言います。
この日はセビリアのグループの中でも規模、歴史、知名度ともに重要なグループのパソが多く、一番混雑する日です。

私は、ちょー有名なEl Gran Poderというグループの出発を見に行きました。

1時間半前くらいには教会前に着いたのですがもう人だかり。みんなひまわりの種を食べながら大声でおしゃべりしています。

ですが、教会の扉が開いた途端、一気に静まりかえりました。
セビリア人がこんなに静かになることがあるのか。。

まずはNazarenos(ナサレノ)という三角頭巾の人たちが出てきます。
続いてPenitenntes(ペニテンテ)という、こちらも頭巾をかぶった十字架を背負っている人たち。
彼らはキリストや弟子たちの苦しみを少しでも理解するために、暑くても息苦しくても視界が悪くても、この頭巾を外しません。
パソの外にいる時でさえも。中にははだしの人もいます。

そしてその後に来るのがメインの神輿。
この重たい木製の神輿を担ぐのがCostaleros(コスタレロ)と呼ばれる男性たち。
彼らも、この重みを全身で支え、キリストたちの苦しさを感じます。

担ぎ方は街によって様々で、肩に担いだり首の後ろで担いだり。
セビリアは首の後ろタイプで、肩に担ぐより辛いそうです。

わたしは、このEl Gran Poderのキリストとマリアの出発を見届けたあと、La Esperanza de Trianaという、私が住むトリアナ地区のパソを見るため場所を移動。残念ながらマリアは過ぎた後でしたがキリストを見ることができました。
続いてまたEl Gran Poder の他の見所へ移動!
狭い通りやトンネルを団結して通るところが見所なのです!

これ読んでる人たちには何が違うのかわからないんだろうな。笑
一緒に行った日本人の友人にも「違いがわからん」と言われました。汗

なぜキリスト教徒でもないのにこんなに熱くなるのかは私にもわかりません。笑




運が良いと、Saeta(サエタ)と呼ばれる歌を歌うシーンに遭遇できます。これは予定されているものではなくて、パソが止まったときに歌いたい人がベランダなどでいきなり歌い始めるんです。
この水色のシャツのセニョールが歌ってました。

ここまで見て友人眠気で死亡。
その後、大聖堂から出てくるパソを帰りがてら遠目で見て、帰宅は朝の5時半くらいだったかな??

今年は雨の日が多く、中止になったパソが多かったのが残念でした。

次回はセマナ・サンタ中の生活や服装、パレードを見る際の注意点について紹介します!

長々と読んでくれてありがとう!とゆうか、この記事ここまで読んでくれる人いるのかな?笑

¡Gracias!

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2019年3月14日木曜日

おすすめセビリア土産 修道院Santa Paulaのマーマレード

前回のブログでチラッと紹介しましたが、セビリアオレンジを使ったマーマレードについて書きたいと思います。
ちょっと重いけどここでしか買えない物なのでお土産にどうでしょう?
セビリアオレンジのマーマレード
各国に輸出されているセビリアオレンジのマーマレード。もちろんスペインの普通のスーパーでも購入することができるのですが、せっかく生産地セビリアに来たのであれば、ぜひともスーパーのよりもおいしいマーマレードを味わってもらいたいところ。

ここセビリアは、イタリアのローマと並んで教会が多い街です。もちろん修道院もたくさんあるわけで、いろいろな修道院で修道女さんたちが手作りしている無添加のお菓子類を購入することができます。

その中のひとつに、ジャムを専門に作っている修道院があります。

名前はSanta Paula(サンタ・パウラ)。

ここでジャムを購入するには、まずは入り口でチャイムを押して開けてもらわなくちゃなりません。
知らないと絶対にここでジャムが買えるなんてわからないはず。


中に入ると、中庭を通ってジャム売り場に案内されます。


マーマレード以外にもいろいろな味のジャム、またはクッキーなどのお菓子も少ないですが数種類あります。

私が行ったときは、英語も話せるインド出身の修道女さんが対応してくれました。

「同じアジア出身だね!」ってことで会話も弾みます。笑

やっぱり一番人気はセビリアオレンジのマーマレード。
わたしはそのマーマレードと、もうひとつ、オレンジの花のジャムを購入しました。


これがマーマレード。オレンジの密度がすごい。
見えるかな??

味は、甘味と苦味のバランスが絶妙で、パンなんかに付けずにそのまま食べちゃいたいくらい美味しい!



こちらがオレンジの花のジャム。
お花そのまま入ってる。可愛い。

原材料によると、メインはリンゴで香り付けにオレンジの花を使ってるみたい。


こちらもとっても美味しいんだけど、マーマレードにはかなわない!!


たーーーっぷり付けて(のせて?笑)いただきました。


「修道院に買いにいくのは勇気がいる」、「滞在日が日曜日」という方のために、このジャムが買えるセビリア大聖堂近くのお土産屋さんをご紹介します。
ただし、修道院で購入するとひとつ4ユーロ(2019年2月)のこのジャム、お土産屋さんで買うと5ユーロに値上がりします。。


こちらは城壁の脇にある広場に面しています。噴水もあって綺麗。
観光ガイドをする時には必ずご案内する場所のひとつです。


もう一か所はこちら。
プレゼントラッピングをお願いしたくてわたしもここを利用したことがあります。



でもできれば修道院で買ってもらいたいなぁ!海外で修道院に入るなんてなかなかできない体験のはず!


心配なら私がガイドとして同行しますのでご相談ください!

私が提供するセビリアガイドはこちら


今回も最後まで読んでくれてありがとう!

¡Hasta la próxima!

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2019年3月13日水曜日

セビリアのオレンジと春の香り

お久しぶりです。

2月後半頃に「春らしくなったなぁ」なんて思ってたら、いきなり「初夏なんじゃないか!?」ってくらい暑いセビリアからお伝えします。


よくセビリアっ子が、「セビリアには夏と冬しかない」と言いますが本当にその通り。春も秋も一瞬で過ぎてしまいます。
でもそんなセビリアっ子に一番好きな季節を尋ねるとだいたい答えは「春」。
それはセビリアの特徴とも言える香りが街中にあふれるからです。


今回はセビリアっ子が愛する短い春を紹介しようと思います。



セビリアの街路樹

セビリアの香りの話の前に、まずは街路樹について。

セビリアの街を歩くと、ほとんどの街路樹がオレンジの木であることに気づくはずです。
日本で一度もオレンジの木を見たことがなかったわたしにとって、はじめてセビリアでこの光景を見たときは衝撃でした。


日本では、スペインのオレンジといえばバレンシアオレンジが有名ですが、セビリアのオレンジも各国へ輸出されています。

ただし、セビリアのオレンジはnaranja amarga(ナランハ・アマルガ 苦いオレンジ)と呼ばれる品種で、このままでは酸っぱ苦いレモンのような味で、とても美味しくは食べられません。
なので冬の終わり頃に市が収穫し、マーマレードや化粧品に加工されイギリスをはじめ多くの国に輸出されます。
修道院の手作りマーマレードについてはこちら



セビリアの春の香り
街路樹の話で想像がついたかもしれませんが、セビリアの春の香りの一つ目はオレンジの花の香りです。

この時期、木の下を通るとふわっと香る甘い香りに癒されます。


もうひとつは、incienso(インシエンソ)と呼ばれるお香の香り。
セビリアはスペイン内で最も盛大にキリストの復活祭を行う街のひとつです。

その時に炊く香りがincienso。

春になると、通りでお香屋さんや普通の靴屋さんなんかでもinciensoを炊き、街の至るところでこの香りがします。


このふたつの香りを感じると、セビリアっ子達は春を感じてわくわくするようです。

セビリアの春に立ち会うのが3度目のわたしも、今年やっとこのふたつの香りで春を感じられるようになってきました。

3年近くセビリアに住んで、最近やっとセビリアやセビリアっ子の考え方、感じ方、楽しみ方など、少しわかってきた気がします。

わたしが大好きなこの街の事をたくさん教えてくれるセビリア出身のお友達たちに感謝。

そしてこれを呼んでくれた皆さんも、最後まで読んでくれてありがとう!

それでは、¡Hasta la próxima!


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2019年1月12日土曜日

おすすめスペインバル!ENセビージャ!④地元色強めバル『CASA EME』

スペインでのクリスマス、お正月について書こうと思ってたんですが、先日行ったバルが大興奮するくらい美味しい&面白かったので先にバルの紹介を記事にすることにしました!


バルの名前は『バル・カサ・エメ(Bar casa Eme)

スペイン人のお友達に教えてもらって、ずーっと行きたいと思いながらもなかなかタイミングが合わず、先日やっと行けました。

昼食が遅いスペインなので、このバルのオープンは14時。
私たちはオープン時間の10分ほど前に到着しました。

その時点で、店のテラス席には既にオープン待ちのお客さんが。

オープンと同時に、外で待っていたお客さん達が注文をしに行きます。私も店内に注文をしに行きました。

店内は『セマナサンタ』という、キリストの復活祭のオブジェでびっしり。
セビリアはスペイン内でも有数のセマナサンタが有名な街です。
セマナサンタが大好きな人も多く、(同様にこの宗教色を毛嫌いする人も多いですが)この装飾を見ると「セビリアらしいなぁ」と感じます。

注文を聞くのもビールを出すのも料理を作るのも、店主である年配のおじさん一人。
でもピリピリした感じはなく、呑気に鼻唄を歌いながら、注文を聞いて厨房に消えていきました。笑

常連さんたちも、気長に待つことを理解しているようです。
日本のように綺麗に並んで待ってはいないので、「誰が最後??」なんて言いながらお客さん同士おしゃべりしながら待ちます。

こうゆう地元の人同士がガヤガヤと交流してる場所、私も地元民の一員になれたような気分になって大好きなんです!
注文しに行っただけなのにわたしは大興奮!!

わたしも地元民のように交流したい衝動にかられて、隣にいた常連っぽい男性におすすめメニューを聞いてみました。

すると、その男性の連れの女性、その他回りにいた常連さんまでわたしに話しかけてくれて、わたしのワクワクは最高潮!

「ソロミージョ・アル・ウイスキーのモンタイート(サーロインのウイスキーソースのバゲットサンド)と、コキーナ(枚貝の一種)、それか海老のアヒージョははずせないよ!」

「このバルで食べるには忍耐力が必要なんだ!なんせ注文取るのも作るのもあのじいさんだけだからな!」

「君、テーブルは取れたの?
良かったね!私たちは来るのが遅くて立ち食いなの!」

てな具合に。

注文も、我先にと注文しなきゃ聞いてもらえないのですが、「この子の注文聞いてやってくれよ!」と、まわりのサポートのお陰ですんなり注文。

注文した料理ができるとテラス席はスピーカーで呼ばれることになっていて、「4番で呼ぶからね」と店主にいわれて席に戻りました。

様子を見ていると、「海老のバゲットサンド~、1番テーブル~」と、みんな呼ばれています。

私たちもワクワクしながらしばらく待っていると、

「海老のアヒージョ~、ニッポン~」

と。
…え!?4番じゃないんかいっ!!笑

周りのお客さんたちに、「ほら!君呼ばれてるよ!」と促され、料理を取りに行ったら何故かまた他のお客さんがテーブルに運ぶのを手伝ってくれて、なんだか私たち、ちょっとした店内の有名人のような状態に。笑


私たちは2品頼みました。

海老のアヒージョはまだ熱々でグツグツしていて、ニンニクがきいてて美味しい!

サーロインのウイスキーソースは肉がボリューミーで柔らかい!しかもソースも美味しい!さすが看板メニューです!!

どちらもスペイン料理らしくオリーブオイルたっぷり。
オイルも美味しいのでパンを浸して食べちゃいました。

そしてお会計。
この店はスペインでの昔からのスタイルで、伝票のかわりにカウンターにチョークで直接金額を書きたしていきます。
それを最後に計算してくれるシステム。

サーロイン2つと海老のアヒージョ、ビール2杯で17ユーロでした。
約2000円かな。


料理はもちろんですが、店主と常連さんたちの人柄が最高にいい、絶対リピートしたくなるバルでした!

また近々いかなくちゃ!!

それでは、¡Hasta la próxima!

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2019年1月4日金曜日

スペインでクリスマスを過ごす

みなさん、あけましておめでとうございます!
クリスマスもお正月も終わり、日本は日常に戻りつつある頃でしょうか。
ここ、スペインでももちろんお正月は一大イベントですが、日本ほど“お正月らしい”という雰囲気は感じません。
というのも、スペインではまだクリスマスが終わっていないのです!

スペインのクリスマスに欠かせないレジェス・マゴス(LOS LEYES MAGOS)

スペインにも近年サンタクロース文化が根付いてきましたが、サンタ以上に重大な役割を果たすのがレジェス・マゴスという3人の人物。日本語では、東方の三賢者などと訳されます。

彼らは、12月25日、星の導きによりキリストの誕生を知り、贈り物を届けるべく出発します。
電車や車なんてない時代。彼らがキリストの元にたどり着いたのは1月6日とされています。

なので、スペインの子どもたちは1月6日のレジェス・マゴスの祝日にプレゼントをもらうのです。

スペインのクリスマスのメインは1月6日。
なので、25日が過ぎても街のイルミネーションはクリスマス一色です!



スペインのクリスマスデコレーション、ベレン(Belén)という人形
ベレンとは、キリストが馬小屋で産まれた時を再現した人形です。
ここ、セビージャでは毎年市役所横に大きなベレンが飾られ、それを見るために人々が訪れます。
各家庭でもベレンを飾る家は多く、ツリー以上に大切なクリスマスのデコレーションなのです。

市役所横の大きなベレン

友人宅のベレン

最もシンプルなのは、両親である聖ヨセフと聖母マリア、そして産まれたばかりの幼子イエスのベレン。
あとはそれぞれ好みで聖書の登場人物を飾ったり、周りを集落らしく飾ります。

スペイン人のクリスマスの過ごし方

日本ではカップルのイベント感の強いクリスマスですが、スペインでは家族のイベントです。
お正月は友達と過ごすスペイン人が多いので、ちょうど日本の感覚と逆ですね。

幸運な事に、わたしはスペイン滞在1年目からスペイン人の友人宅に招待して頂けて、スペイン人家庭でのクリスマスを体験させてもらっています。


その友人宅では、彼女の両親、兄弟、おじさん、おばさん、従兄弟そしておばあちゃんが毎年集まり、ビージャンシーコ(villancico)と呼ばれるスペインの伝統的なクリスマスソングを流して歌い、踊ります。

今年は家族みんなでクリスマスコスチュームに身を包み盛り上がりました!笑

一通り家族と盛り上がったあとは、近所に住む仲の良い幼なじみたちが集まるのが彼女たちの恒例です。

スペイン人の多くは夕飯に出掛けると、最後にシメとしてクバタ(cubata)をパブやクラブに飲みに行きます。

クバタとはジントニックやラムコークなど、リキュールと炭酸ジュースを割ったもの。日本でクラブで飲まれる感じの飲み物です。クリスマスディナー後も、この定番コースでした。

これが20代後半から30代前半のグループである彼女たちのクリスマスの過ごし方。
みんなパワフルだなぁー!わたしは途中でリタイアして帰宅しました。笑

近年のスペインのクリスマス

伝統的なスペインのクリスマスとしては、今回紹介したようにサンタクロースではなくてレジェス・マゴス。
クリスマスツリーではなくてベレン。
私たちの知っているクリスマスソングではなくて伝統的なビージャンシーコ。
と、独自のクリスマス文化を持つスペインですが、近年は他国の文化も徐々に入ってきているようです。
サンタクロースからもレジェス・マゴスからもプレゼントをもらえる子どもも多いとか。
うらやましい!!

今回はスペインのクリスマスの主要部分を紹介しました。
次の記事では今回紹介出来なかった部分を紹介しますね!

クリスマスは、キリスト教色の強いスペインでは日本以上に一大イベントなので、日本人にとっては面白い文化、風習がたくさんなんです!

では次回をおたのしみに!

¡Hasta la próxima!

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2018年11月13日火曜日

スペイン一美しい村、フリヒリアナへの拠点となるネルハの紹介

お久しぶりです、只今家庭の事情により一時帰国しています。
地元、北海道はとても寒くなってきてますが今年は初雪が降るのがずいぶん遅いです。

セビージャももうかなり寒くなってきていると聞きました。

今日は、ずいぶん前の話になってしまいましたが以前に行ったネルハ(Nerja)という街と、その街の私の大好きなバルを紹介します!

ネルハとは
ネルハは、地中海沿いにある小さな街です。バケーション時期にはたくさんの人々が海水浴をしに来ますが、もともと小さな街なだけあってそれほど混雑はしません。

空港があるマラガからバスで約1時間。
日本人に人気な、スペイン一美しい村にも選ばれたフリヒリアナへはバスで約30分(バスチケットは運転者さんから直接購入)です。

フリヒリアナに行く観光客は、マラガを拠点にしてネルハでバスを乗り換えて、フリヒリアナへ行く人が多いと思うのですが……

ネルハを素通りするなんてもったいなーーいっ!!!!!

なんたって、このネルハ、わたしがスペインで1,2を争うほど好きな街なのです。

では、魅力と見所を紹介します。

ヨーロッパのバルコニー


この村にはものすごーく眺めの良い、ヨーロッパのバルコニー(Balcón de Europa)と呼ばれる見晴台(?)があります。地中海がずーっと遠くまで見られるんです。地球が丸いことを実感できます。

写真はバルコニーからの眺め。
私が行った時は、アコーディオン奏者のおじさんがタイタニックのテーマを優雅に弾いていました。

マラガ近郊では、ここの水の透明度は最高です!
観光客も、バルコニーから降りてビーチを堪能することができます!

今回わたしは水着を忘れてネルハに行くという大失敗を犯しました。みなさん気をつけて!

ネルハ街歩き

ネルハは、地図ナシでも散策できてしまうくらいこぢんまりとした村です。海近くを散策すると、白い家の外壁、空、海という色のコントラストを楽しめます。ふら~と当てもなく散策して、良い景色を見つけたりビーチに降りてみたり、気ままに楽しんでもらいたい村です。

おすすめバル

バルの名前は、La Marina(ラ・マリーナ)
海鮮が自慢のバルです。
このバルに初めて来たのは2013年。初めて一人でスペインに来たときに、ネルハの靴屋のおっちゃんにナンパされて連れて来てもらいました。笑
ここが、安くて美味しい!!

今回は7名と、そこそこ人数がいたので、タパスやアラカルトではなく、ショーケースから直接魚介類を選び、希望の調理法を伝えて出してもらいました。

新鮮な魚介類がどっさり。

重さで料金が決まります。

海老の味がしっかりしてて、塩味もちょうど良くて最高!

日本では(北海道では?)あまり一般的じゃないマテ貝。
小振りだけど旨みがしっかりあって、ニンニク具合もバッチリで失神しそうなくらい美味しかった。本当に。

白身魚の実もふわふわ!

それぞれビールと、白ワインをボトルで頼んで、合計90ユーロくらい。一人2千円行かないくらいです。
やっすー!

おそらく、メニューから選ぶとさらに安く押さえられるのでは??


食べるの大好きなのでついつい熱く語っちゃいました。

美味しいバルと、素敵な眺め、ゆったりと時間が流れるネルハ。みなさん一度来たらハマるはずです。
わたしも海に入れるくらいの時期にもう一度行きたいなと思ってます!

フリヒリアナへの拠点に是非泊まりで訪れてみてください!


¡Hasta la próxima!

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