2019年7月10日水曜日

スペインでの誕生日パーティー

スペインと日本の文化の違いで驚いたことの上位に誕生日の祝い方があります。
わたしはこの文化を知らなかったせいで、今考えるととっても失礼な事を1年目の自分の誕生日にしてしまいました。汗

今回はそのご紹介。

日本人のみなさんなら誕生日は家族や友人、恋人などに『祝ってもらう』というスタイルに違和感は感じないと思います。

ですが、スペインでは、誕生日である主役が友人を『招待する』スタイルが一般的です。


自宅で手料理を振る舞ったり、公園でバーベキューをしたり、レストランで食事したりと、スタイルは多様ですが、基本的に主役がパーティーを企画し、飲み物食べ物を準備する。つまり、みんなに奢るのです。

公園での手作りパエリヤパーティー

料理上手な友人のホームパーティー

わたしの実体験

スペインへ住み始めて約1ヶ月後、わたしは友人の紹介で日本語を習っているスペイン人の女の子、パウラとお友達になりました。

ほとんどスペイン語がわからないわたしを心配して、パウラはありとあらゆる生活の手助けをしてくれ、さらに彼女の友人たちも紹介してくれました。

そして出会って約3か月後、わたしの誕生日が近づいてきたのです。

パウラは、わたしの誕生日を祝うために「海に行こう!」と言ってくれ、友人たちにも声をかけてくれました。


そのメンバーの数人は車も提供してくれました。
キャンプだったので荷物も多かったでしょう。
バーベキューのためのお肉もビールも全て用意してくれました。

わたしはというと、「準備してくれて当たり前」とはもちろん思いませんが、「ありがとう!ありがとう!」と心を込めて言うのみ。キャンプ最終日にみんなで割った金額を払いました。

その約1か月後、次はパウラのお誕生日でした。

その時もお祝いのために皆で海にキャンプに行き、飲んで食べて大盛り上がり!

そして最終日。パウラに、「わたし、いくら払ったらいいかな?」と聞くと、「いらないよ」と。


え?ってなりました。笑


今日は私の誕生日だから、いつもお世話になっている友達を私がもてなすの。」と。


ええええ!?!?!?


後々、語学学校の先生やネットで確認してみると、『主役がもてなすのが一般的』(義務ではないけど)とのこと。
ということは、1カ月前の私の誕生日の時にはみんな違和感を感じたことでしょう。
申し訳ない。。

その後、何度かいろいろな人の誕生日パーティーに誘ってもらいましたが、どれも主役が招待するスタイルでした。


わたしも一度自分で企画しましたがいろいろあって実現せず。

そして今年は日本で誕生日を迎えたので、私はまだスペイン風自分の誕生日未体験です。


次の誕生日はスペインにいられるかな?日本にいるのかな?


スペイン留学や移住をしたら、是非スペインスタイルの誕生日パーティーを企画してみてください!

¡Hasta la próxima!

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