2019年3月14日木曜日

おすすめセビリア土産 修道院Santa Paulaのマーマレード

前回のブログでチラッと紹介しましたが、セビリアオレンジを使ったマーマレードについて書きたいと思います。
ちょっと重いけどここでしか買えない物なのでお土産にどうでしょう?
セビリアオレンジのマーマレード
各国に輸出されているセビリアオレンジのマーマレード。もちろんスペインの普通のスーパーでも購入することができるのですが、せっかく生産地セビリアに来たのであれば、ぜひともスーパーのよりもおいしいマーマレードを味わってもらいたいところ。

ここセビリアは、イタリアのローマと並んで教会が多い街です。もちろん修道院もたくさんあるわけで、いろいろな修道院で修道女さんたちが手作りしている無添加のお菓子類を購入することができます。

その中のひとつに、ジャムを専門に作っている修道院があります。

名前はSanta Paula(サンタ・パウラ)。

ここでジャムを購入するには、まずは入り口でチャイムを押して開けてもらわなくちゃなりません。
知らないと絶対にここでジャムが買えるなんてわからないはず。


中に入ると、中庭を通ってジャム売り場に案内されます。


マーマレード以外にもいろいろな味のジャム、またはクッキーなどのお菓子も少ないですが数種類あります。

私が行ったときは、英語も話せるインド出身の修道女さんが対応してくれました。

「同じアジア出身だね!」ってことで会話も弾みます。笑

やっぱり一番人気はセビリアオレンジのマーマレード。
わたしはそのマーマレードと、もうひとつ、オレンジの花のジャムを購入しました。


これがマーマレード。オレンジの密度がすごい。
見えるかな??

味は、甘味と苦味のバランスが絶妙で、パンなんかに付けずにそのまま食べちゃいたいくらい美味しい!



こちらがオレンジの花のジャム。
お花そのまま入ってる。可愛い。

原材料によると、メインはリンゴで香り付けにオレンジの花を使ってるみたい。


こちらもとっても美味しいんだけど、マーマレードにはかなわない!!


たーーーっぷり付けて(のせて?笑)いただきました。


「修道院に買いにいくのは勇気がいる」、「滞在日が日曜日」という方のために、このジャムが買えるセビリア大聖堂近くのお土産屋さんをご紹介します。
ただし、修道院で購入するとひとつ4ユーロ(2019年2月)のこのジャム、お土産屋さんで買うと5ユーロに値上がりします。。


こちらは城壁の脇にある広場に面しています。噴水もあって綺麗。
観光ガイドをする時には必ずご案内する場所のひとつです。


もう一か所はこちら。
プレゼントラッピングをお願いしたくてわたしもここを利用したことがあります。



でもできれば修道院で買ってもらいたいなぁ!海外で修道院に入るなんてなかなかできない体験のはず!


心配なら私がガイドとして同行しますのでご相談ください!

私が提供するセビリアガイドはこちら


今回も最後まで読んでくれてありがとう!

¡Hasta la próxima!

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2019年3月13日水曜日

セビリアのオレンジと春の香り

お久しぶりです。

2月後半頃に「春らしくなったなぁ」なんて思ってたら、いきなり「初夏なんじゃないか!?」ってくらい暑いセビリアからお伝えします。


よくセビリアっ子が、「セビリアには夏と冬しかない」と言いますが本当にその通り。春も秋も一瞬で過ぎてしまいます。
でもそんなセビリアっ子に一番好きな季節を尋ねるとだいたい答えは「春」。
それはセビリアの特徴とも言える香りが街中にあふれるからです。


今回はセビリアっ子が愛する短い春を紹介しようと思います。



セビリアの街路樹

セビリアの香りの話の前に、まずは街路樹について。

セビリアの街を歩くと、ほとんどの街路樹がオレンジの木であることに気づくはずです。
日本で一度もオレンジの木を見たことがなかったわたしにとって、はじめてセビリアでこの光景を見たときは衝撃でした。


日本では、スペインのオレンジといえばバレンシアオレンジが有名ですが、セビリアのオレンジも各国へ輸出されています。

ただし、セビリアのオレンジはnaranja amarga(ナランハ・アマルガ 苦いオレンジ)と呼ばれる品種で、このままでは酸っぱ苦いレモンのような味で、とても美味しくは食べられません。
なので冬の終わり頃に市が収穫し、マーマレードや化粧品に加工されイギリスをはじめ多くの国に輸出されます。
修道院の手作りマーマレードについてはこちら



セビリアの春の香り
街路樹の話で想像がついたかもしれませんが、セビリアの春の香りの一つ目はオレンジの花の香りです。

この時期、木の下を通るとふわっと香る甘い香りに癒されます。


もうひとつは、incienso(インシエンソ)と呼ばれるお香の香り。
セビリアはスペイン内で最も盛大にキリストの復活祭を行う街のひとつです。

その時に炊く香りがincienso。

春になると、通りでお香屋さんや普通の靴屋さんなんかでもinciensoを炊き、街の至るところでこの香りがします。


このふたつの香りを感じると、セビリアっ子達は春を感じてわくわくするようです。

セビリアの春に立ち会うのが3度目のわたしも、今年やっとこのふたつの香りで春を感じられるようになってきました。

3年近くセビリアに住んで、最近やっとセビリアやセビリアっ子の考え方、感じ方、楽しみ方など、少しわかってきた気がします。

わたしが大好きなこの街の事をたくさん教えてくれるセビリア出身のお友達たちに感謝。

そしてこれを呼んでくれた皆さんも、最後まで読んでくれてありがとう!

それでは、¡Hasta la próxima!


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