わたしはこの文化を知らなかったせいで、今考えるととっても失礼な事を1年目の自分の誕生日にしてしまいました。汗
今回はそのご紹介。
日本人のみなさんなら誕生日は家族や友人、恋人などに『祝ってもらう』というスタイルに違和感は感じないと思います。
ですが、スペインでは、誕生日である主役が友人を『招待する』スタイルが一般的です。
自宅で手料理を振る舞ったり、公園でバーベキューをしたり、レストランで食事したりと、スタイルは多様ですが、基本的に主役がパーティーを企画し、飲み物食べ物を準備する。つまり、みんなに奢るのです。
公園での手作りパエリヤパーティー
料理上手な友人のホームパーティー
わたしの実体験
ほとんどスペイン語がわからないわたしを心配して、パウラはありとあらゆる生活の手助けをしてくれ、さらに彼女の友人たちも紹介してくれました。
そして出会って約3か月後、わたしの誕生日が近づいてきたのです。
パウラは、わたしの誕生日を祝うために「海に行こう!」と言ってくれ、友人たちにも声をかけてくれました。
そのメンバーの数人は車も提供してくれました。
キャンプだったので荷物も多かったでしょう。
バーベキューのためのお肉もビールも全て用意してくれました。
わたしはというと、「準備してくれて当たり前」とはもちろん思いませんが、「ありがとう!ありがとう!」と心を込めて言うのみ。キャンプ最終日にみんなで割った金額を払いました。
その約1か月後、次はパウラのお誕生日でした。
その時もお祝いのために皆で海にキャンプに行き、飲んで食べて大盛り上がり!
そして最終日。パウラに、「わたし、いくら払ったらいいかな?」と聞くと、「いらないよ」と。
え?ってなりました。笑
「今日は私の誕生日だから、いつもお世話になっている友達を私がもてなすの。」と。
ええええ!?!?!?
後々、語学学校の先生やネットで確認してみると、『主役がもてなすのが一般的』(義務ではないけど)とのこと。
ということは、1カ月前の私の誕生日の時にはみんな違和感を感じたことでしょう。
申し訳ない。。
その後、何度かいろいろな人の誕生日パーティーに誘ってもらいましたが、どれも主役が招待するスタイルでした。
わたしも一度自分で企画しましたがいろいろあって実現せず。
そして今年は日本で誕生日を迎えたので、私はまだスペイン風自分の誕生日未体験です。
次の誕生日はスペインにいられるかな?日本にいるのかな?
スペイン留学や移住をしたら、是非スペインスタイルの誕生日パーティーを企画してみてください!
¡Hasta la próxima!
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